2025年8月6日水曜日

30年前の今日、細川政権誕生:その背景に自民党政権にうんざりの空気

6月6日の朝のNHkラジオが「30年前の今日、細川連立政権が誕生 しました」と伝える。連立政権の難しさを説明する時は必ず事例になるが、もう30年もたったのか。

細川さんが熊本県知事を止めて国政に参加した。その時、政治改革の必要性を訴えた。事例として、バス停を5m動かすのに2年かかったと改革の必要性を説いた。立ち上げた「日本新党」が多くの国民の期待を受けた。

政治改革という旗印のもとにみんな結集した。時代の背景として自民党政権にうんざりした国民の空気があった政治事情は大きく影響した。

政治改革の一つとして「小選挙区比例代表制」の導入だった。二大政党制でいつでも政権交代できるというのだ。国民は新しい政治が始まると思った。しかし今、野党が育たず、自民党一党独裁政権が続いたが、今その弊害が問題化しおている。

細川連立政権はたったの8か月で崩壊した。真夜中の国民福祉税の発表は政権内のガバナンスの崩壊につながった。そして細川さん自身に佐川急便による違法献金問題が出てきた。嫌気がさした細川さんが政権から降りた。

もっと細川政権が続いていたらどうなったか。小沢さんによる権力の二重構造も続き、うまくいかなかったか。




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