2011年2月21日月曜日

「マニフェスト厳守」、「政権交代原点復帰」で、その方策は


「民主党政権交代に責任を持つ」として16人が会派離脱、民主党マニフェストを守れという、一方小沢氏も「約束を一歩でも、二歩でも進める」とマニフェスト修正を批判する。見直し論の執行部に対し、反対する機運が政権党内に高まっている。

小沢さんは、09年マニフェスト作成に関与した責任があるのだから当然としても、小沢さんの処分に反対するグループが党内抗争の具に使っているコトは明らかだ。

ここが国民にとっては怪しからん所である。

財源不足で、マニフェストの見直しをしなければならないとか、財政再建に増税の必要性を説く菅内閣は、財務省に洗脳されたとか入れ知恵された結果だと見る向きが多い。確かに政権を維持しようとすると「財務省との距離」が問題になる。近ければ支持は落ちるし、遠ければ支持は上がるが、重要な情報は上がってこない。政策がチンプンカンプンになる。

菅さんを支持する者ではないが、菅内閣も苦しい立場にあるのは確かだ。

しかし、「09年マニフェストを守れ」と声高く叫ぶ民主党議員は、その方策を具体的に国民に示すべきだ。

菅内閣が見直しを必要としているが、「見直しなし」でマニフェストを厳守できるのか、政権交代の原点回帰が出来るのか。具体策を示して欲しい。

そうでなければ、ただの民主党内の権力闘争でしかない。

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