2021年6月30日水曜日

日本政府は何故、IOCに振り回されるのか:その背後には「政治的目的」?

 IOCは非政府のスポーツ組織、新聞ではNGOと言うが、この組織が何故、日本政府を振り回すことができるのか。オリンピックはスポーツの祭典だが、招致を希望する国は世界に自国の力をPRできるチャンスと見る。スポーツよりも政治的目的が大きいのだ。

日本に誘致を考えた時、安倍政権は「福島の復興を世界に」と言ったり、「新型コロナウィルスに打ち勝った証として」と言ったり、目的がその時その時で変わる。

いっぽう、IOCもスポーツによる「平和に祭典」であったはずが各国の要望で政治色を強めるようになった。態度も大きくなった。東京誘致も当初は「国民の盛り上りがない」と否定的だったが、安倍前総理が自ら陣頭指揮を執り盛り上げた。開催に対する費用も猪瀬元知事は4500億円用意されている財政的も優位を主張した。

他の候補地のトルコ、スペインも要人が誘致活動を行ったが、「東京」に決まった。

運悪く新型コロナ感染拡大で安倍元総理の意向もあり、1年延期をIOCは承知した。そして今、新型コロナ感染拡大で延期はない。「中止」か「開催」しかないという。「緊急事態宣言下でも関係ない」「お互いに犠牲を払わないといけない」「開催すれば皆幸せになる」とIOCが発するコメントは「開催」在りきだ。

「開催」すれば放映権料など多くの金が入ってくる。金の孟者になった。海外メデイアはバッハ会長を「ぼったくり男爵」と批判した。

バッハ会長は開催に向け「史上最も準備の整った大会」「自信を持って東京に来てほしい」と安全安心な大会を強調する。今の状況を知ってのことか。逆に選手団を送ることを回避する動きをけん制してのコメントか。

平和の祭典を強調するために難民枠の設定、おまけに広島、長崎の被爆地の訪問を希望、「まん延防止」措置が延長なら県境をまたいだ不要不急の移動は自粛しているはずだが、IOC貴族は特別待遇で政府は検討を始めたという。

ワクチン接種、プレーブック、バブル方式など組織委員会、IOCの言う安全地策もほころびが出てきた。組織委員会、ホストタウンは泥縄式の見直しをするらしい。

登山家の野口健さんが今の東京オリンピックを見て「登山家は中止するだろう。強行は遭難のパターン」とわかりやすいたとえ話で警告する。

有観客が無観客になる違いはあるが「なし崩し」的開催にまっしぐらだ。背後には菅総理の政治的意向があるのだ。

東京ステージ4近づく:「まん延防止措置」延長か、はたまた緊急事態宣言か

29日の東京の新感染者数476人、下げ止まらない。7月11日の「まん延防止措置」は解除どころか延長、場合によっては緊急事態宣言の可能性も出てきた。人出、特に夜間の人出が増え、外出自粛もどうなっているのか。小池都知事が入院前に場合によっては「酒類の提供停止」の措置もあるとコメントしていたが、小池知事不在の東京都の幹部は様子見だ。

今、東京は確か、酒は午後7時まで、2人で90分の自粛要請だが、テレビの映像を見ると手前の店は照明を消し自粛しているが、奥の店では赤々と照明が付き「9時まで営業」とか、「午前5時まで」と言う店もあるようだ。店を開かなければ現金は入らず、家族やスタッフを養えないという。

「何故、飲食店ばかりが悪者か」という批判はよく聞く。

今後、延長や緊急事態宣言発出では、営業時間、酒の有無、人数などの制限が新型コロナ対策にどう効果が出ているのか、科学的データの公表が必要だ。

営業時間が長くなれば人流が増え、外出を誘う。無症状の人間がいれば感染者が出てくることは考えられる。

酒はどうか。酒を飲むと気が緩み大声で会話する。口から飛沫が跳び、部屋中に拡散する。ウィルス量によっては感染させる。

店内の人数制限は3蜜防止だ。

常識では感染拡大の要因になることは理解できるが、生活が掛かっている飲食業にしてみれば納得のいく科学的データを示せということになる。

逆に言うと、何故、友人と飲まなければならないのか。「家で飲めばいいじゃないか」と言うことのなる。「コミュニケ―ションが大事なのだ」と言うが、「我慢できないのか」と言うことにもなる。

東京都、あるいは専門家はどうこたえるか。スーパーコンピューターでの飛沫飛散のシミュレーションは出ているが、パーテイション設置も部屋の換気を考えるとウィルスが滞留しかえって危険と言う。

新感染者では20代、30代が約50%を占める。どういう生活をしていたのか、夜間に人出の多い繁華街で快楽を求めていたのか。積極的疫学調査もわからないのか。

感染者数が増えれば「まん延防止」措置や緊急事態宣言を繰り返すが、国民も「慣れ」で効果が出にくくなっているのだろう。今後は科学的データを突き付けて説得する必要があるか。

 

2021年6月29日火曜日

小さな記事の大きな課題(39):バッハ、コーツ広島、長崎訪問の背景

IOCのバッハ会長と、すでに来日しているコーツ副会長が7月16日に広島、長崎を訪問する計画が進んでいるという。海外からも開催に批判が集中している東京オリンピックの「平和の祭典」としての一面もアピールしようとしているのではないか。

バッハ会長は東京オリンピックに難民枠を設けたというし、先のオリンピックでは南北朝鮮の合同チームを編成したが今回は北朝鮮がコロナ対策で参加を断ってきたため成立しなかった。

そして先月、来日を予定し広島を訪問、聖火ランナーを務める計画もあったが果たせなかったという。だから、今回の広島、長崎訪問は被爆地を訪れることで「平和の祭典」を際立たせたいのだろう。

しかし、今開催地の東京は新型コロナで「まん延防止」措置の適用中、7月11日には解除できないだろう。そうすると県境をまたいだ不要不急の移動にならないか。政府は理解を示しているというが、まさか7月16日前後を何らかの理由でまん延防止措置一時解除と言う手でもかんがえているのか。

東京はじめ、日本国民の安全、健康を害してまで強行しようとする理由がどこにあるのか。たかが一つのNGOに日本政府はどれほど振り回されていることか。

だから舐められているのだ。一発「ガツン」と行きたいところだが、海外メデイアに頼むしかなく、海外特派員協会での記者会見を早く実施すべきだ。


 

新型コロナを「正しく恐れる」にはどうするか

 

「あの時は・・」と思える日が必ず来る。そのためにも今の新型コロナを「正しく恐れる」必要はないか。東京の新感染者数は28日、317人、菅総理はいつも「減少傾向にあるが」とコメントするが、下げ止まり、変異株の感染拡大もあって専門家は「リバウンド」していると第5波を危惧する。 

特に20代、30代の感染者が50%を占める。このままでいくと次の世代で感染者が増え、高齢者の重症化へと進む。 

その20代、30代の若い世代はどんな生活をして感染につながったのか。感染経路不明者も多いと聞くが、学生?、仕事? フリーターかアルバイトか、企業にあっては安全教育で危険な場所への行かないように注意していると思うが、どうなのか。そういう機会がまったくないのか。 

そして、そういう若者たちは政府や東京都の広報活動を知っているのか、新聞やテレビを見ているのか。詳しい情報が必要ではないか。 

更に、新型コロナを「正しく恐れる」必要がある。私も読売新聞に載った新刊書広告で西村ウィルスセンター長の「もうだまされない 新型コロナの大誤解」を見て大いに役立った。内容も科学的で面白いし、本質はウィルスで「空中感染」であることを考えると今やっているコロナ対策がおかしい面もあるという指摘は正論だ。 

しかし、感染が広がっていることも確かだ。 

「空気感染」だから、「うがい」「部屋の換気」「手洗い」は重要だ。室内でのマスク着用も効果があるだろう。 

安全対策でテーブルや椅子などの消毒作業をやっているが、テレビを見ていても一定方向で拭く消毒作業ではなく雑巾がけだ。「空気感染」から考えると必要ないか。 

飲食店でのアクリル板によるパーテイション、スーパーなどのレジでのシートでの隔離も部屋の「換気」と言う点ではむしろ不適な対策になる。町中のラーメン店や焼き肉店の方が安全と言うが、「換気」が徹底されているのだ。

感染して自宅療養するときは、部屋を別にし動線に注意しているというが、部屋の換気が重要だ。そして手洗い、「うがい」だ。緑茶もいいという。ウィルスが口から体外へ出るために他人にうつさない効果がある。 

手指のアルコール消毒が奨励され、スーパーや店の入り口にアルコール消毒薬が置いてあるが手に付着している有用な(細菌類)まで殺すのでやめた方がいいと思っていたが、今後はやめることにし「手洗い」を励行することにした。石鹸での手洗いでいいのだ。

医療機関で働いている人の服装を見ると驚く重装備だ。ビニール製の装備を身に付けている。大変な仕事だと思う。しかし一方で、そこまでやる必要があるのかと疑問に思う。手袋、医療用のマスク、ゴーグル類の着用は必要だが全身をビニール製の医療服で覆う必要があるのか。万一、ウィルスが付着しているかもしれないので注意して脱いで洗濯すればいいのではないか。洗剤で十分と言う報告もあった。 

要は病室の「換気」ではないか。一時、空調で循環式はダメで新しい空気を吸い込み排気する設備に変えた方がいいというニュースがあったはずだ。これだけでも十分に感染防止の効果があると思うがどうか。今でも病院でクラスターが発生しているニュースを聞くが、空調設備はどうなっているのか。そこのところがニュースに載らない。 

高齢者施設、学校の寮、食堂、職場でのクラスターの発生が多いというが、空調に問題があるのではないか。そこのところを改善しなければ新型コロナ感染防止には至らないと思うのだが。 

高齢者はカラオケを楽しみにしているというが、カラオケ店でクラスターが発生している。「うがい」をし、酒はやめて「緑茶」にする。部屋の換気はどうか。循環式の空調は避ける。そこまでやれば安全と思うがどうだろう。 

寺田寅彦博士が「正しく恐れる」ことの難しさを随筆で書いたことがある。今回の西村先生の新刊書もそのことを言っているのではないか。 

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2021.6.28掲載

今日の新聞を読んで(480):間違っていないかコロナ対策と感染情報

yamotojapan.blogspot.com/2021/06/blog-post_28.html

2021年6月28日月曜日

今こそ目指そう 脱小池:「自分本位」「とんずら」でも小池支持57%の不思議

 朝日新聞(2021.6.28)の「都民調査」を見て驚いた。すべてが「自分本位」、都合が悪くなると「とんずら」する休養中の小池知事への支持が57%という。女性層で65%、男性層で50%の支持だ。

注目の東京オリンピックも「安心で安全な大会」で「開催」の立場だ。今までぎりぎりで「中止論」を打つのかと思っていたが時間切れで、菅総理寄りの立場だ。その菅総理の支持率が30%なのに小池支持は57%、菅が悪くて、小池が良い根拠は?。

都議会議員選挙で誰に投票するかの設問では、自民24%、都民ファースト15%、先の選挙では小池さんの都民ファーストの会に振り回される結果だったが、今回は自民が持ち直したか。要因に小池さんが二階さんに寄り添っている。

最近、二階さんにへりくだって自民寄りの立場を鮮明にしていたが、都民ファーストの会にテコ入れするのを回避するために体調を崩し、入院、一時都政から離れることを決めたのだ。3日間休養しても不十分でさらに伸びるという。病室から選挙対策をやっているのか。

小池知事はワンボイスと言って新型コロナ対策で近県3知事と共同歩調をとるリーダー的存在だったが、黒岩知事に内情を暴露され信用を失った。その後は各知事が独自に対応しているが、PVの中止では3県の遅れをとる事態になっている。

自分の「存在感」を出せない今の状況なので、メデいアは東京地方区からの衆院選鞍替えをあおっているかに見える。もしそうなら、さっさと知事を退くべきだ。今回の都議会議員選挙でも脱小池を目指そうではないか。

選挙公報が回ってきていないので都民ファーストの会の公約がわからないが、タレント知事に都政を振り回されるのはもうごめんだ。

私のところにも昼間、都議会議員選挙、衆議院選挙での世論調査の電話がかかってきた。この時期、時間に家にいるのは、年配者、専業主婦、子供だろう。働き手、若者は不在だ。だからこの世論調査で少し偏っているかもしれない。

都議会議員選挙に「行く」69%、「出来たら行く」25%、「行かない」5%だ。投票に行くが94%近いが、実際の投票率は50%前後か。新型コロナ対策、東京オリンピックで投票行動がどう違ってくるか。注目だ。


今日の新聞を読んで(480):間違っていたのかコロナ対策と感染情報

 

読売新聞2021.6.27 新刊書広告

今回は新聞記事ではない。読売新聞(2021.6.27)の掲載された幻冬舎の「もう騙されない 新型コロナの大誤解」に関する内容で、国立病院機構仙台医療センターウィルスセンター長の西村先生の新刊書の広告だ。 

「やっぱりそうか」と思う点もあるが、詳しくは購入し読んで見なければ分からない。「恐いのはウィルスよりも間違った情報のまん延だった」というのだ。 

細菌と違いウィルスは空気感染で体内の細胞にくっついて増殖し発症する。だから手指からは感染しない。スーパーや店の入り口にアルコール消毒液が置いてあり入店のときに消毒を奨励している。 

しかし、手には有用(?)な細菌類も付いていて人間の健康を守っていると習ったことがある。頻繁なアルコール消毒はそういった細菌類を殺菌してしまう危険がある。 

大事なのは、手指の消毒より「うがい」らしい。 

空気感染と言うことで、部屋の換気が重要だ。窓を開けて換気したり建物、ビルの空調の循環式を改善することだ。高齢者施設、学校の施設、職場、病院などでクラスターが多発しているのは換気されていないからではないか。 

スーパーコンピューターでせきをした時の飛沫のシミュレーションが報道されている。人数、配置などで飛沫の挙動が違っている。アクリル板などのパーテイションなど区切れば飛沫は遠くには飛ばない。 

だから、飲食店、レジではパーテイションやシートが張られている。しかしこれは部屋の換気を考えるとダメなのだ。 

換気の効いた小さなラーメン屋、焼肉店の方が安全と言うがその通りだ。 

咳をすると飛沫が飛び、下に落ち何かに付着する。でも落下途中のウィルスの付着していると思われる飛沫を吸い込むには掃除機並みの吸引力が必要と言う。当然だろう。 

又、モノに付着したウィルスの活性を調べた報告もあった。数時間から数日は活性が保たれているという。宅配便が来たときに段ボール箱を消毒する人も出たと言う。しかしそんなことは問題ないのだ。お札だって数時間は生きているらしい。

問題は、飛沫にどの程度のウィルスが付着しているかだ。どの程度の飛沫を吸い込むと発症するのか分からない。この本ではスーパーコンピューターの粒子画像の中でウィルスは10個程度と言う。その中の何%を吸い込むかと言うことになると問題がなさそうなのだが。 

それでも、新感染者数が増えている。下げ止まりの原因は何か。変異株の感染拡大が心配されているが、「うがい」「手洗い」「換気」に気をつければ対応できるのではないかと思うのだが・・。 

何時も飲食店、酒、テーブルや椅子などのアルコール消毒が注目されるが、テーブル、椅子などの消毒作業をテレビで見る限り消毒作業ではなく雑巾がけだ。正式には一定方向での拭き作業が重要なのだ。 

飲食店、酒が問題になり、時短などが要請され、業者は困惑している。高齢者が昼間から酒を飲みカラオケ店でクラスターが発生する。カラオケを医療行為に使っていた医院でクラスターが発生している。

夜遅くまで酒を飲み、カラオケをやったり騒ぐとクラスターが発生するのか。満員電車で何故、クラスターが発生しないのか。事業者は換気の効果を主張する。 

無症状者が職場の会議に出席しプレゼンテーションすると口からウィルスを含んだ飛沫が飛ぶ。換気が悪ければ運悪く吸い込んだ出席者が感染する。換気ができていればその危険はない。 

職場でクラスターが発生した原因を不特定多数の人が利用する電話、ファックス、コピー機などを上げ、消毒しようとしているがあまり関係ないのか。

これから暑くなり、屋外でのマスク着用は厳しくなる。私も外を歩くときは出来るだけマスクを顎にかけているが、そんな私を見て、すれ違う人が慌ててマスクに手をやる。考えすぎではないかと思う。

しかしオーストラリアのニューサウスウェールズですれ違っただけでも感染することを検証したニュースが流れた。本当か。大量のウィルスを含んだ飛沫をすれ違い際に掃除機に勝る吸引力で吸い込んだのか。

分からないことが多すぎる。もっと詳しく知るには1430年で購入し購読するしかないか。

2021年6月27日日曜日

東京オリンピックで登山家・野口健さん曰く「登山では中止、強行すれば遭難のパターン」

 

著名な登山家・野口健さんが今の東京オリンピックに関して「登山家なら「中止」、[強行]すれば遭難のパターン」とメデイアのインタビューで言ったという。一番理解しやすいたとえ話ではないか。 

「山がそこにあるから」登んだろうが、「途中で中断し引き返す」勇気も必要とよく言われ、いろんな場面で紹介されている。。 

一方、マッキンゼー登山で下山時に遭難した冒険家・植村さんの事例を上げ、「何が何でも登るぞ!」と日記に書いてあったことも紹介している。 

IOC,組織委員会、菅総理は「何が何でも開催するぞ!」と「もう引くに引けない」状況にあるが、どうしても実績がほしかった冒険家・植村さんのパターンだ。

そしてどうしても強行するなら、その意義を説明すべきだと言うのだ。IOCは「開催すればみんなシアワセになる」と言うが、本当か。新型コロナ禍で「自粛生活」を強いられている国民、世界の国民が、一時オリンピックに夢中になりコロナのことなど忘れてしまうことが出来れは良いとでも言うのか。 

安倍政権のとき、オリンピック招致で「福島の復興」を世界にアピールしたいといっていた。それが「新型コロナに打ち勝った証として」に代り、「スポーツの力を世界に」と変わったが「強行」する意義が分からない。

菅総理はリスク評価をし、それでも強行するならその理由を国民に分かりやすく説明すべきであるが、「安全安心な大会」を目指すと言うばかりだ。 

有氣ある断念を決断すれば「コロナから国民を守った」と菅総理は高く評価されるが、逆に決行し、失敗すれば最低の政治家になるか。責任逃れと思われるかもしれないが、WHOに直接状況を聞きアドバイスをもとっめることも出来るのではないか。 

先に、天皇が「感染拡大を心配されている」と西村宮内庁長官が記者会見で拝察したことが波紋を広げている。天皇は名誉総裁としての立場がある。なし崩し的に決行し、失敗した時に天皇にも責任が及びかねない。そのために、ここで一言、天皇の考えを披露しておいたほうが良いと西村長官が判断しての拝察発言になったのではないか。これが何故、政治問題として批判されるのか。 

日ごろから「国民に寄り添う」と発言されている。その一環なのだ。

IOC関係者、組織委員会、菅総理は登山家であって、冒険家であってほしくない。

最後に「安心安全」を守るのは誰か;国民一人ひとりの自らの行動では

 

オーストラリアのニューサウスウェールズでデルタ株の感染が広がり、数秒間すれ違っただけで感染した事例が出てきた。ロックダウンが敷かれたが政府は「手を抜かないでくれ、手を抜くと全員がひどい目にあう」と訴えているが、他人事ではない。 

東京では26日の新感染者数が534人、先週に比べ146人増えたという。新型コロナ感染が拡大中でデルタ型も増え、下げ止まり状況、緊急事態宣言解除後「まん延防止」措置を継続中で自粛を求めているが、このままでは7~8月の感染状況は改善できる見込みはなく、東京オリンピックも「安心安全な大会」どころか「不安で危険な大会」になりそうだ。 

世界各地でデルタ株の感染が拡大中だが、WHOはコメントしない。早くIOCにリスク評価に基づいたアドバイスできないか。IOCはただただ「やったと言う実績」だけを目指し、受入国の日本がどうなるかなど関係なさそうだ。 

選手団の入国で感染者が見つかる。ブラジルのサッカー大会ではプレイブックで行動制限をしているがバブル方式がはじけてクラスターが発生か。大会組織委員会は「バブル方式でも100%安心ではない」と言い出し、不祥事事例で見直しをするらしい。 

ウガンダ選手団の入国、感染者発生で水際対策が重要になってきたが、数人程度が入国する際は何とかなっても、数百人が一度に入国してくれば対応できるのか。濃厚接触者の判断も難しいらしい。 

選手団にはワクチン接種を義務付けているが中国製ワクチンは問題があるらしい。新興国ではワクチン接種でも際感染が増えている。 

選手団を受け入れるホストタウンも、当初は選手と県民の交流に期待していたが、宿泊施設では動線の管理、交流も出来ず、逆に選手の管理が強化される面倒な仕事が増え困惑している例があるようだ。 

そして、「国民の安全、生命を守るのが私に責任」と言ってはばからない菅総理は「有観客」に拘り、中止論や「無観客」に耳を貸さない。 

菅総理の野望のために「なし崩し」的開催を強行するのか。天皇の「感染拡大が心配」発言を拝察した西村長官の発言と問題にせず。 

海外では私権を制限するロックダウンなど厳しい対策がされているが、それでもコロナの制圧は出来ない。日本はあくまで「自粛」要請で国民の「良識」に訴えているが、国民は「良識」を持っているのか。 

人流が抑制できない。観光地、繁華街では人手が増えている。テレビに映る渋谷の交差点、朝の通勤時の品川駅、仕事帰りの新橋駅、高尾山など確かに人出は多い。テレビ画面だから故意的な編集もあるだろうが間違ってはいない。 

さくらんぼ狩りに来たツアー客も「ワクチン接種が終わったので旅行に」という。間違っていないか。「うつりにくくなり、重症者になるのを防ぐ」目的であって、何をやっても良いと言うことではないはずだ。

観光地、繁華街に来た若者、高齢者が「人手が多く、心配だ」と言う。「不要不急の外出を控えろ」と言うことだ。 

自粛要請にも応じていない業者もいる。「8時以降も開いています」の張り紙で店を開けている飲み屋も多いようだ。飲み屋が勝手に開けても、そんな店に入らないと決めるのは国民一人ひとりではないか。こんな非常事態に何故、歓楽におぼれるのか。 

クラスターの発生も多いらしい。高齢者施設、企業の職場、飲食店、スポーツクラブでのクラスター発生が目立つらしい。安全対策で「手を抜かない」ことだ。基本は換気だ。建物、ビルの換気施設がどうなっているのか。

「手を抜くと、全員がひどい目にあう」これが公衆衛生の基本だ。政府や組織委員会、東京都が何と言おうと「国民一人ひとりの行動」が重要なのだ。

2021年6月26日土曜日

小池知事不在の都議選:「風」に乗らない結果を衆院選へのチャンス

 

都議会議員選挙は衆院選の前哨戦として注目されると言うが、今回は小池知事不在の都議会議員選挙だ。「風」に乗らない選挙結果を次の衆院選につなげるチャンスだ。

前回の都議会議員選挙は小池知事率いる都民ファーストの会が大きく議席数を伸ばし、逆に自民党は議席数を半減させた。小池知事は自民党を敵に回し、議会のドンと言われた内田さんが牛耳る自民都連を敵に回した。 

常に誰かを敵にして攻撃、敵のやった政策を批判、当時の知事や議会はそんなに悪いのかと都民を目覚めさせた(?)。 

東京都知事は、名前の通る有名人であることが当選の条件のようだ。行政能力など関係なさそうだ。大学の教授に転身した元職員が「知事は何もしなくても都の官僚がしっかりしているから7割方は運営されている」と言うのだ。 

都知事に主導性がないから、都職員は必然的に議会の議員を頼るようになる。自民党幹事長だった内田さんが「ドン」といわれ、都政を牛耳る結果になっていた。小池さんはそこに楔を打ち込んだ。

そして地域政党として「都民ファーストの会」を結成し都議会第一党にしたが、しばらくして結成当時の唯一の協力者が離党して行った。会の運営が公平でないと言うのだった。小池さんと特定の人が独善によって運営されていたのか。

小池さんのことだから、そんなことはどうでもいいのだ。「自分さえ良ければ」と言うことか。新型コロナ対策でも「自分のため」の存在感を見せ占める機会が多かった。なんでも自分ひとりでやるから疲れが出て入院、都政から一時的に離れ、良いことか悪いことか分からないが都議会議員選挙への関与が出来なくなったか。 

小池都知事が作り出す「風」に影響されず、まともな都議会を構築するチャンスではないか。 

東京都知事は、超有名人が選出される傾向が強かった。東龍太郎さんはオリンピック招致のための人選だった。美濃部亮吉さんはリバラル派として東京教育大教授から迎えられた。一人でも反対があればその政策は実施しないことに徹したらしい。都の借金は増える一方だった。その後を鈴木俊一さんが知事になり財政を改善したが、最後は自分本位の政策で評価を落とした。

[意地悪ばあさん]で超有名人になったタレントの青島幸男さんは選挙のたびに海外への逃避行でもトップ当選を果たしたが、やったことは博覧会の中止しかないか。 

後を継ぐ石原慎太郎さんも作家で超有名人、都政運営もいい加減だった。特別秘書にまかせっきりで自分は週に2回ほどしか登庁しない。都の官僚が相談したくても秘書の許可がないと面会できないようだった。当然に批判が出た。副知事に猪瀬さんを迎え、自分は辞任した? 

後を継いだ猪瀬直樹さんだったが、都知事選に絡み5000万円の借金をしたが選挙のためか、生活のためかで問題になり、かばんの中に5000万円の札束が入るか否かで委員会がもめた。百条委員会の話も出て辞任した。

後を舛添要一が継いだが公用車を使用に使い官舎と別荘を往復した。腰痛を病んでいたので広い風呂が必要なために別荘に通ったという。事務所も絡んで何か問題があったようだ。 

このようにまともな知事はいなかった。だからとの官僚は都議会議員を頼るようになった。小池さんになってドン内田は退任、都民ファーストの会がどう都政に貢献したか分からないが、恐らく今回の選挙で49議席から大きく減らすだろう。逆に自民党が議席を増やし力をつけることになるか。 

新型コロナ対策、東京五輪中止など都議会はどう方向性をつけるか。前回は私は自民党議員を落とすために投票したが、今回も「風」に乗らない議員に投票しようと思う。

 

今日の新聞を読んで(479):天皇の「感染拡大の心配」発言が何故、政治的問題なのか

 天皇が「開催が感染拡大につながらないか、ご懸念されている」という、記者会見での西村宮内庁長官の「拝察」発言が波紋を広げている。批判する人は「天皇は政治にかかわらないことになっている」というし、政府関係者は「長官本人の見解を述べただけと距離を置く姿勢だが、五輪開催反対者は勢いづく。

天皇は東京オリンピック、パラリンピックの名誉総裁で開催にでもなれば出席して「お言葉」を述べられるはずだ。そういう立場にある天皇が感染拡大の心配をされるのは当たり前のことではないか。

むしろ西村宮内庁長官が「拝察」の意見を述べたことは何ら批判されるべき問題でもない。

逆に「政治問題」と見立てること自体がおかしいのではないか。オリンピック開催は平和の祭典であって「政治問題」ではない。

万一、菅総理の言うように開催し、感染拡大したら「政権がぶっ飛ぶ」と思っているからこそ出てきた批判では何か。

菅総理は開催にあたって、自らの責任に言及すべきではないのか。それだけの自負があっての決断ではないのか。


2021年6月25日金曜日

脱炭素、2050年「実質ゼロ」:地球温暖化の原因のCO2人為説は正しいのか

 

世界の平均気温の観測値(黒い線)は気候予測の範囲の下限に。大気中のCO2濃度は増え続けているのに平均気温の上昇はここ15年間鈍っている  読売新聞2013.9.29

世界が地球温暖化対策で温室効果ガス排出のネット・ゼロ達成のため野心的で加速された努力に取り組むとG7首脳宣言で言う。2050年「実質ゼロ」、「脱炭素」を目指すと言うの 

しかし本当に出来るのか。「実質ゼロ」と言ってもこれまでの目標を達成できたとしても2/3に減るだけと言う。その削減計画も高すぎる目標で国益や競争力を削ぐ危険がある。トランプ大統領の自国産業のためにも「パリ協定」離脱は分からないことはない。 

先のG7では50年までにCO2排出ネット・ゼロ、COP26までに長期削減報告を提出、排出ゼロエネルギーの展開、石炭火力発電は21年末までに終わると言うのだ。 

わが国でも「骨太の方針」で成長選略として生産設備、生産工程の脱炭素化、洋上発電、水素ステーション、電気自動車の普及が挙げられている。 

「脱炭素」なんて、人間の存在も否定し、CO2による植物の光合成など自然環境をどう考えているのか。依然、専門家がCO2の有害性(?)を証明するために植物の栽培テストをやった結果、逆にCO2有用説の結果になったという報告をしていた。 

今、メデイアは温暖化により南方の植物、動物などが北上しているというし、海洋の水温が上がるために珊瑚が死滅、海流の流れが変わり漁獲も減っていると言う。氷河がとけ赤道付近の島国は水没する危険があるとも言う。

台風が巨大化、豪雨、積雪、夏の酷暑などの異常気象の頻度、規模が大きくなると地球温暖化のためと言う。 

しかし、一概に温暖化が悪いだけではない。いい事例もあるだろう。 

問題はCO2など温暖化原因物質のせいにするのは、分かりやすいが本当にそうなのか。科学的検証を置き去りに早急な国際的政治課題になったことも、地球温暖化対策が目標が先走りし成果が付いていっていない原因ではないか。CO2人為説と自然変動説が対立している。

IPCCの評価報告書にも問題があるらしい。第3次評価報告書での「ホッケースッティック曲線」は1970年以降に急激な気温上昇は人為的と評価していたが、それ以前にも急激な上昇が見られ、IPCCは「自然変動のため」と見解を訂正した。今はまったく使われていない。取り下げたようだ。 

よく利用されるのが、CO2濃度と平均気温の関係グラフだ。何故かトレンドが一致している。だからCO2が要因なんだと言うのだが、最近、CO2濃度は上昇しているが平均気温の上昇が鈍化している現象が出てきた。 

専門家は「ハイエイタス」と呼ばれる現象と言うが、温暖化を否定する証拠になると言う説と、小休止しているだけでそのうちに又上昇に転じるというCO2人為説論者は言う。 

しかし、IPCCも「小休止」の原因を火山噴火、太陽活動の低下、自然変動も考えられると言う。 

大気モデル、大気海洋結合モデルのあいまいさを指摘する専門家も多い。地球を覆う雲、水蒸気の効果は重要らしい。雲は太陽エネルギーの30%を吸収すると言う研究結果がある。 

過去にもCO2が2000ppmのときがあったが、平均気温は今とおなじレベルと言う。化石中の酸素同位体の研究から分かったらしい。 

自然変動説が勢いずく資料だ。自然変動説ではアラスカ大の赤祖父先生が有名だ。地球温暖化問題は気候学と言う基礎的学問で気候変動には自然変動と人類活動の部分があることが当たり前と言う。そして現在の温暖化の5/6は自然変動によるもの、1/6がCO2によるものと断定する。 

地球温暖化の要因が「自然変動」か、「CO2人為説」かはもう直ぐ結果が出るとも言う。知りたいところだ。

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2017.6.1掲載

トランプ大統領 「パリ協定離脱」:だったら人為説か自然変動説か追及したらどうかyamotojapan.blogspot.com/2017/06/blog-post_1.html



2人の菅総理比較(2):福島第一原発現場に駆けつけた菅総理、五輪開催に拘る菅総理

 

どちらが国民の安全、健康を守る行動をしたか、安部前総理が「悪夢のような民主政権」と揶揄した民主党政権時の菅総理と、安倍政権から後を継ぎ新型コロナ対策「後手後手」と批判され支持率を落とし、あくまで五輪「有観客」での開催に拘る自民党政権の菅総理、2人の総理の行動を比較してみた。

もちろん政治家の職業病は「自らの政権の維持」が第一だ。民主党・菅政権は民主党政権時の大風呂敷の公約で信用を落とし、小沢さんとの権力争いで「何時解散総選挙か」と言う政局にあったが、次から次に政策を打ち出し達成に見込みが付いたら辞任すると言い出し、顰蹙を買った。 

菅政権で一番の出来事はもちろん3.11東北地方太平洋沖地震、津波災害でも東電・福島第一原発の原発事故だ。1000年前の貞観地震の再来だ。政府の機関は15m以上の津波災害でのシミュレーションを公開していたが、東電は信用せず、津波対策を怠り非常用電源消失で原子炉のメルトダウンを起こした。 

菅総理は福島第一原発事故処理の総指揮を取っていったが、「総理は東京にいて指揮を取れ」という周囲の反対を押し切って自衛隊ヘリで現場に飛んだ。菅総理にしてみれば、現場がどういう状況なのか自分の目で知りたい。東電の現場事務所でどういう人物が対応に当たっているかも知りたかったと言う。 

当然の判断だ。官邸の総理の部屋にはなかなか本当の情報が入ってこないようだ。今の菅総理も「極端に情報が少なくなった」と嘆いていたほどだ。 

東電が「全員退避」を打ち出したときに菅総理は現場を離れることを認めなかった。放置することは大変な事態を引き起こすのだ。東電だって吹っ飛ぶと言ったそうだが本当のことは分からない。 

各種調査報告で菅総理に批判が集まっているが、私は良くやったと思う。現場の状況が分からないことが一番の問題なのだ。 

しかし、あの時の政府の判断で一番の失敗は、住民の避難経路を放射線の濃度が一番高いルートを選んだことだろう。情報公開が不適切だった。その時の官房長官が今の立憲民主の枝野代表だ。常にマイナスイメージが付いて回る。 

一方、今の自民党・菅総理はどうか。 

安倍前総理が政権を放り出した時、周囲が「お前しかいない」と菅総理を担ぎ出した。何を思ったのか支持率も65%と言う高い数値だった。しかし、未経験の新型コロナ対策では安部前総理と同じように右往左往、「後手後手」の批判を受けた。小池都知事の行動と比較すると誰が見ても劣る。 

おまけに新型コロナで1年延期した東京五輪が迫ってきた。周囲の「中止論」を跳ね除け、「有観客」での大会開催に拘る。「無観客」、「上限1万人」「感染拡大なら無観客」など菅総理の「有観客」に振り回される。 

先のG7では早々と参加国首脳の「支持」を取り付けたと有頂天になっていたが「外交辞令」ではないのか。 

そんなこともあって、尾身会長は「中止論」だったのだろうが、「開催するなら、より厳しい条件で」と開催容認に傾いたか。[何故、1万人を認めたのか]と聞かれ「G7でも開催が決まっていたのだから今さら中止は言えないだろう」と言う。 

菅総理の作戦勝ちだろうが、新聞報道では周囲は楽観論過ぎると言っているらしい。周囲から「中止論」も出ているが聞かないらしい。 

その背景には、「新型コロナに打ち勝ち五輪開催にこぎつけた」自らの政治力をアピールしたいのだろう。そのためにはワクチン接種が問題になる。「1日100万回」「大規模集団接種で自衛隊」出動、自治体も独自の集団接種、職域接種も進みだした。菅総理は「俺が言うと、やっぱり進む」と言ったらしいが、総理の発案に周囲が動かされたのだ。今は、ワクチンの入手に問題が出て職域接種は一時中止と言う。 

ワクチンの接種が進めば大規模イベントの有観客も大丈夫と見ているのだろう。「安心安全な大会」の開催を主張するが、ワクチン接種も高齢者の対象者で1回目が終わったのが51%程度、大会関係者の摂取も急いでいるようだが、専門家の人流シミュレーションでは、7~8月に感染拡大が来ると言う。

東京はすでにリバウンド、第5波が心配されている。専門家もリスク評価に基づいた判断を訴えるが、「なし崩し」的に開催に突き進むのか。 

菅総理は日本の国力を世界に訴えたいらしいが、本音はオリンピック開催で支持率を改善し、総裁選、解散総選挙で優位に立ち自らの政権維持にかけているのではないか。

「国民にため」とはとても思えない。寧ろ民主党・菅政権のほうが「国民のため」だったのではないか。しかし、どの政権も直接国民の生命、安全に関する事態が発生した時の対応は苦手なようだ。失敗すれは直接国民の反応が返ってきる。

 

2021年6月24日木曜日

大丈夫か 橋本―武藤の組織委員会:アスリート、企業優先で民意への配慮欠如?

 

アスリート、スポンサー企業への配慮が優先し、民意への欠如が目立つ橋本―武藤体制の組織委員会は大丈夫か。日々のメデイアの報道を見ると「そんなことを今検討しているのか」「ホストタウンからの要望」にも応えられない現状に驚く。 

菅政権、IOC, 東京都、組織委員会は「安心安全な大会」と言うが「不安で危険な大会」、新型コロナに打ち勝った証ではなく、「やっぱり勝てなかった大会」と言うことになりかねない。 

組織委員会の対応の不備、準備不足が「アリの一穴」になる可能性があるのだ。

そんなに難しい判断だったのか。組織委員会は大会中競技場での酒類の販売を認める発言をしていたが、批判が殺到し酒の販売、提供、持ち込みを禁止した。誰の要望だったか知らないが、自民党の二階幹事長をはじめ、自粛を求められている飲食業、一般の国民から「おかしいのでは」との批判が起きた。スポンサー企業のサッポロビールは「今回の意思決定は当然」と言うコメントを発表した。 

いずれにせよ、今回のドタバタ劇は組織委員会が民意への配慮を欠いた結果だ。民意は未だ、「開催」34%、残りが「中止」「延期」なのだ。しかも東京を見ると感染者数は下げ止まり、200人台もあれば600人台もあり、減少傾向とも言えない。専門家の指摘するリバウンド、変異株の感染拡大で第5波の危険がある。

皆が自粛、我慢を強いられているのに、「五輪だけは別物」扱いは、組織委員会の気の緩み、「アリの一穴」になり、「不安で危険な大会」開催になる。 

IOCのコーツ副会長が自粛期間を過ぎて競技場の見学を始めたという。問題はハード面ではなく、ソフト面だ。今、いろんな問題がメデイアで指摘され出したが、組織委員会は後追いだ。 

何かあると、プレイブック、バブル方式だから守れば問題はないという。しかし、海外の専門家からはリスク評価に基づいていないと批判される。バブル方式だって弾けることは常識だ。

確か、ブラジルでのサッカーの大会で違反者が出てクラスターが発生したという。 

海外から選手団が入国する際の水際対策が難しいらしい。ウガンダ選手団の入国の際の検査、濃厚接触者での陽性者発覚がある。ワクチン接種したと言っても中国製では疑問があるし、入国時陰性でもその後要請になる例もある。選手団は毎日の検査を欠かせないというが、大丈夫か。 

10人程度の入国では何とかなるが、これが一気に数10人、数百人になると対応ができるのか。特にインド株の入国は重大問題だ。 

選手団を受け入れるホストタウンでも、選手団の管理に困っているのではないか。宿泊するホテルでは詳細がわからないので準備に困っているという。組織委員会からの情報がないというのだ。 

受け入れる街でもホテルと競技場の行き来だけで住民とのコミュニケーションの機会がないことは招致意義に問題があるというのだ。群馬県太田市では街に出かけないのは「かわいそう」とデパートでの買い物を認めたらどうかと提言している。

ギリギリまで入場者数が決まらなかった。「有観客か無観客か」が最後までもめたのだが、菅総理の意向が強く「有観客」に決まった。上限が10000人と言う。そうすると入場者の再抽選をし、払い戻しもあるという。入場料金収入の900億円が目減りするが負担はどこか。東京都民か。 

こんな準備不足の大会では、いたるところに「アリの一穴」がある。緊急事態宣言、「まん延防止」などの措置と整合性のある大会にしてほしいものだ。

 

2021年6月23日水曜日

赤木ファイルの存在:総理がらみの案件、官僚機構の醜さをさらけ出すか

安倍前総理の夫人がかかわっていた森友学園の小学校設立計画に関わり格安国有地の払い下げ問題で国会で追及されていた財務省元理財局長佐川さんの答弁に従って近畿理財局の決裁文書を修正するよう指示され、改ざんの経緯を残した近畿財務局の担当者である赤木さんのファイルが開示された。

当初は「存在せず」と財務大臣が答弁していた文書が、裁判所の要請で公開されたのだ。疑惑の経緯が詳細にわかる赤木ファイルだが麻生大臣は「改めて再調査はしない」と突き放した。

財務省の調査では佐川局長の関与に関して「方向性を決定づけた」となっていたが、今回の赤木ファイルでは「指示があった」ことがわかったのだ。

麻生さんは安倍、菅政権を通じて長期にわたり財務大臣の地位にあり、やっぱり真実追及には政権交代が必要なのか。当事者の安倍前総理は体調不良で政権を放り出したが、今政界に復帰、3度目の出馬もうわさされている。こんなことまでやって政局に関与しようとしているのだ。

赤木ファイルは立派な行政文書、公文書の管理が問題になっていたが、赤木ファイルは保存されていた。これまで破棄することに関係者はできなかったのだ。

この案件にかあんする国会審議を見ても、野党の質問に安倍前総理、当事者の佐川元局長が答弁に立ち、財務大臣の麻生さんは他人ごとのようだった。側近には「安倍さんの問題だろう」と言っていたそうだ。自分の財務省の問題とは思っておなかったのか。

森友学園の籠池元理事長も国会の証人喚問で、安倍夫人の名前を出すとトントン拍子で計画が進んだという。

安倍政権は規制緩和で官僚の強固な岩盤にドリルで風穴を開けるとうそぶいていたが、私利私欲で友人に便宜を図ったのだ。その後の加計学園の 新獣医学部建設も同じだ。こちらはどうなっているのか。

これを機会に安倍前総理の政界復帰は止めなければならない。

小池都知事の「安倍化」か:思うように行かず体調不良で入院、一時都政放り出し

 昨夜のニュースで小池都知事が体調不良で入院したことを知った。新型コロナ対策では人流の抑制ができず若者に訴えが通じない。、東京オリンピックでは主催者でありながら小池知事の存在感が薄い。体調不良で一時でも都政を放り出すということで安倍元総理を思い出した。小池知事の「安倍化」だ。

自民党を敵に回し知事についたが、「都民のため」とは言いながら常に「自分のため」が目立つ行為が目に付く。

将来の国政復帰を探っているのか、二階詣が続く。新型コロナ対策では当初「ワンボイス」を謳い1都3県を主導する動きを見せた。常に官邸を訪れては菅政権の尻を叩く。「やってる姿」を見せつけたのだが、その内実を黒岩知事に暴露され信用を落とした。

その後は二階詣を繰り返す。国政復帰の時に役立つとみているのだ。自民よりの政治姿勢は都議会議員選挙にあたって「都民ファーストの会」への肩入れが不明だ。小池さんが設立した都民ファーストの会だから支援があるだろうとみているがわからない。

千代田区長選で都民ファーストの会推薦の区長が当選し、自民党候補者が敗れた。この時二階さんが小池知事を煙たがったことがある。この時以来小池知事の姿勢が変わったのだ。

後1か月を残すだけになった東京オリンピックの主催者でありながら「安心安全な大会」を目指すと菅総理の言葉のオウム返しだ。「中止論」を打つのかと期待されたが不発に終わった。

二階さんは小池知事の代弁をしているようだ。東京オリンピックでは「開催が無理なら中止もあり得る」と発言したり、競技会議場での酒の販売を組織委員会が認めようとしたときSNSで猛反対された。それを受け二階さんは「都民に自粛をお願いしているのにオリンピックでは認めることはおかしい」という意味の発言をしている。小池さんが言いたいことではなかったのか。

菅総理が「賭け」に出た有観客での開催だ。賛否両論あるが最終決定でどう判断するか。

「自分のため」も含め難しい局面になっている。入院でとんずらできる立場ではない。




2021年6月22日火曜日

甘い政府、組織委員会、IOCの「有観客」:「まん延防」「緊急事態」なしの前提?

 

「上限1万人」で東京オリンピックが有観客で決まったかと思っていたが、どうもそうでもなさそうだ。「まん延防止など重点措置」「緊急事態宣言」が出ていないことが前提のようで最終的判断は先延ばしで兎に角7月11日に解除できるかどうかが問題なのだ。。 

菅総理の「有観客」への拘りが強い。専門家が「無観客」を推奨するのに何故、自らリスクをかぶるのか。側近に「勝負に出たんだ」と言っていたそうだが、「国民の安全、生命を守るのが自らの責任」と言いながら「賭け」に出たのか。

一方、沈滞する観光旅行業の活性化、スポーツの祭典を守り、この新型コロナの難局を切り抜け、オリンピックを開催。内閣支持率を改善し総裁選、解散総選挙に優位な地位を確保する政治力を国内外に示したいのだ。 

組織委員会、IOCも菅総理の意向を知っている。大規模イベントでの有観客のリスク評価は日本でのプロ野球。サッカーの大会で立証済みと見ている。クラスターの発生は無かったのだ。 

専門家は「無観客を推奨」しながらも「上限1万人を認めた」と言われているが、尾身会長は「オリンピックは前提にない」という。オリンピック以外の大規模イベントは仕方ないが、オリンピックは別と言うことらしい。 

尾身会長に言わせれば菅総理が「開催ありき」をG7で宣言しているのだから、今さら「中止」はいえないというのだ。

医師会は慎重だ。1万人と言っても同時に競技があればそれ以上の人出になる。「無観客」であるべきだと言う。東京もリバウンドの危険がある。

今は有観客の方向で検討されているが、感染の拡大があれば「無観客」に戻すという。どっち道、オリンピック開催はあるのだ。 

専門家のシミュレーションでも7~8月にかけて緊急事態宣言レベルの感染拡大が予測されている。どうやって人手を抑制できるかにかかっているが、今での人出増加の傾向だ。 

開催したい政権、組織委員会、IOC、慎重論の医師会、専門家、朝日新聞での世論調査でも「開催」34%、後は「中止」「延期」だ。 

「開催」支持はオリンピック関係者、協賛会社関係者、聖火ランナー、ボランテイア、チケット購入者、飲食業の人たちか。あるいは家でテレビ観戦者かもしれない。意外に、中止、延期論者の中に仲間と群れて、夜遅くまで出歩く人がいるかもしれない。

7月11日前後、オリンピック期間中にどう行動するか。「我慢」「自粛」の出来る国民がどのくらいいるかだ。オリンピックのためではない。新型コロナ感染拡大を早く防止することだ。ポストコロナの新生活様式を頭において日常の行動を決めることだ。

「はやぶさ2」採取試料:有機物、水素確認? 「地球生命は宇宙から」か

 

ユーリー・ミラーの実験 生命の地球起源説を証明
群馬県自然史博物館にて

C型小惑星「リュウグウ」から「はやぶさ2」が持ち帰った採取試料から有機物や水素が確認されたと言う。「地球生命は宇宙から」を検証できることになった成果は大きいが、地球から52億4000万km離れ900mの小惑星に近づき着地、試料を採取し地球に戻って試料を落とし、再び他の惑星を目指すと言う日本の技術に驚く 

新聞報道によると採取したのは5.4gの石や砂と言う。その中に炭素や窒素を含む有機物や水素が大量に含まれていることが分かったと言うのだ。 

今まではオパーリンの「化学進化説」があり、生命の第一段階であるN誘導体の形成が必要でこれを実験的に検証したのがユーリー・ミラーの実験(1953年)が有名だ。 

大気組成としてメタン、水素、アンモニアをガス状に水蒸気を循環させ「原始の海」を作りそこに雷として火花放電し実験、1週間ほどしてアミノ酸、アルデヒド、青酸などが生成できたというのだ(群馬県自然史博物館で実験概要が展示されている)。 

その後、宇宙空間に有機物が浮遊しているとか、地球に落下した隕石に有機物が含まれているという研究結果が多数発表され、「宇宙がゆりかご」とまで言われている。 

1996年にクリントン大統領が火星から来た隕石に化成の生命の痕跡を発見と発表した。気圧が低く、生命に必要は水はどこにあるのか。本当に火星人がいる可能性があるのか。 

ところが、オパーリンの「生命地球起源説」に対して1970年代にフレッド・ホイルが「宇宙からやってきた」と主張したのだ。1994年、ルイス・スナイダーの観測グループが「いて座B2」と呼ばれるガス雲の中にアミノ酸の一種であるグリシンの存在を確認したのだ(科学理論はこうして崩壊する「科学の危機」 学研1997.10)。 

オパーリンが言う、初期の地球で起こったと言われる化学進化が、銀河系においても普遍なものであることが明らかになった」のだ。

私たちを形づくっている元素類は宇宙で作られている。宇宙の進化で重要な段階は星の形成だ。 

宇宙に散在する物質を重力で集めて星や銀河を作る。星の中心部では核反応を起こし水素を燃やしてヘリウムを精製、ヘリウム2個からベリュウムそれにヘリウムが反応し炭素が出来る。ヘリウムは炭素、窒素、酸素、珪素、りんなど生化学に重要な役割をする元素になる。この星が爆発し超新星になると宇宙にばら撒かれ、最終的には惑星や人間になると言う(「宇宙の始まるとき」ジョン・バロウ著 草思社 1996.2)。

「はやぶさ2」が地球に持ち帰った試料は「生命の宇宙起源」説を検証する価値があるのだ。

夜空を見上げると数億年も前に発した星が光っている。中には超新星爆発が近い星も存在する。時々新聞でニュースになるので注目しよう。 

太陽も今、内部では水素を燃やしヘリウムが出来ている。後50億円は続くだろうと言うが、太陽が消滅しても我々が知ることが出来るのは8分後だ。

2021年6月21日月曜日

今日の新聞を読んで(478):東京五輪は菅総理の「なし崩し的」開催に軍配か

 東京五輪開催まで後1か月、菅総理の拘る有観客での五輪開催に軍配が上がった感じだ。朝日新聞(2021.6.21)の世論調査を見て驚いた。「大いに不安を感じる(83%)が、菅総理の開催意義の説明には納得でき(54%)、観客制限なし(53%)での開催を支持する(34%)」という結果になっている。

開催支持も34%、中止32%、延期30%で、今まではメデいアも中止、延期が60%と報道していたが、開催支持を強調するようになったか。ここまでくれば仕方ないの感じだ。

新聞によると、世界のスポーツイベントはワクチン接種も進んで観客を取り戻そうとしている。日本でもプロ野球、」Jリーグの実績から制限下でもOKとみられておりIOCが開催に強気なのもそういう状況があるらしい。特に海外の観客はないことも理由にある。

政府の「なし崩し」開催でも万一の感染者数拡大も十分に考えられる。西村担当相は「感染者数より重症者用病床の使用率で五輪中の緊急事態宣言もある」という。

感染者数より病床使用率を重視するのは、感染者数が増加しても重症者にならなければいいのであってワクチン接種に期待しているのだ。

でもリバウンド、夜間の人出増加傾向もみられ第5波を危惧する専門家もい多い。シミュレーションでは7~8月にかけて緊急事態宣言レベルに達するという見方も出ている。それでも政府、組織委員会、東京都など関係者は「開催」に向け突き進む。

これからは国民一人一人が「移らない、移さない」ためには何をやるかをしっかり考えるべきだ。ただ快楽を求め外出することはやめようではないか。

2021年6月20日日曜日

菅政権の「なし崩し」の「アリの一穴」か;開会式入場者数1万人から2万人に

 

菅政権の「なし崩し」が始まった。オリンピック開会式に限り入場者を1万人から2万人にするらしい。「安心安全な大会」として無観客なども検討されていたが、菅総理が有観客に拘ったために1万人になったが、いつの間にか大会関係者枠として1万人が増員され、2万人になった。 

感染者数の下げ止まり、夜の人出増加、インド株の感染拡大で第5波の危険も出てきた。尾身会長は「無観客が一番リスクが低い」と言う、一方で西村担当相は「増加の予兆が見えれば躊躇なく緊急事態宣言を」と言う。 

しかし誰が、どういう条件下で発出するのか。また「専門家に諮り」政治判断でもするというのか。 

こんな考えが「アリの一穴」になり大会開催による感染拡大の要因になる。先に群馬県の太田市の清水市長が海外の選手を受け入れたがホテルと競技場だけの生活はかわいそうで、「買物ぐらいできないか」と内閣府に相談したそうだ。これも「アリの一穴」的発言だ。 

こんな気の緩んだことをやっていると、国民の行動も緩んでくる。そうでなくても専門家のシミュレーションでは7~8月にかけて宣言レベルの感染者数になると言っているではないか。

ウガンダ選手団陽性:すでに始まった海外選手団によるコロナ攻勢

 新聞報道によると、ウガンダ選手団9人のうち、1人がPCRk検査で陽性になり入国できず指定された施設に収容されたといいう。選手団はアストラゼネカ製のワクチンを2回接種し、出国前の陰性証明書を持っていたというが、日本に入国時抗原検査で分からずPCRk怨嗟で陽性が確認されたというのだ。

今回は水際で食い止めたというが、多くの選手団が入ってくる時期になるとどうなるか。

組織委員会はルールにより隔離、プレイブックで安全対策をとっているというが本当に大丈夫なのか。

万一見落として入国できたとしたらどうなるか。バブル方式も問題があるらしくはじける危険もある。そういう選手が競技場に入り他国選手と競技し、観客も入るだろう。競技関係者、ボランティアもいる。競技によっては10000人まで容認するらしい。

菅総理は有観客10000人に拘っているが科学的なリスク評価に基づいた発言なのか。国民に説明すべきだ。「安全安心な対策を講じる」では理由にならない。

英国だったと思うが、60000人を対象に大規模イベントでコロナ対策なしでの実証実験を行ったという。その結果15人か25人か忘れたが陽性者が出たと言おう報告が新聞に載ったことがある。陽性率は非常に低かったが、でも大丈夫とは言えない。

リスク評価も曖昧に、時間がたてば「なし崩し」で開始アが始まる。それを待っているとしか思えない、菅総理の無責任さだ。「賭けに出た」というから恐ろしい判断だ。



2021年6月19日土曜日

忘れていた、20日は静岡県知事選だ:県民の重視はリニアー新幹線か、生活用水か

 

明日、20日の静岡県知事選は、静岡県民がリニアー新幹線を選ぶか、県民に大事な生活用水を守るかの重大な選択の日だ。現職の川勝候補か、新人の岩井候補か。新聞報道では川勝候補優勢で岩井候補は追っていると言う。

争点は新型コロナ対策だろうが、静岡県民にとってはリニアー新幹線工事の是非だ。 

静岡県側の工事区間8.9kmはトンネルで湧水は大井川の水量を減らし県民の生活用水、お茶産業などに影響が出ると言うのだ。JR東海は貯水設備を作りポンプで大井川に戻す計画を提案したが川勝知事は技術的に困難と拒否したそうだ。 

岩井候補だって賛成ではない。住民の同意が得られなければ工事はダメ、ルート変更か、工事中止だという。 

どちらが勝っても、JR東海にしてみればリニアー新幹線工事は遅れ2027年開業はすでに不可能だ。 

私の住んでいる東京大田区も田園調布の下をトンネルで通過する。先日工法に関して住民に説明会があったという。環八の地下トンネル工事で数箇所で陥没事故が発生し、住民が不安視しているためだ。大型掘削マシーンによる作業標準を改善すると言う。 

名古屋駅周辺ではすでにリニアー新幹線での都市開発が進んでいると新聞で見たことがあるが、どうするつもりなのか。中央構造線博物館のある大鹿村での地下トンネル工事も進んでいるようだ。崩れやすい地盤のために住民が工事変更を提案していると新聞で読んだことがある。 

南アルプスの地下をトンネルで抜けるのだ。難工事が予想され注目しているが、まだそういうニュースは聞いたことがない。進捗状況が分からない。

静岡県がごねる理由に、唯一リニアー新幹線の駅が無いことが挙げられているが、以前にも水問題で苦労した経験があるので、静岡県民の考えも理解できる。 

新型コロナ禍で右往左往しているがポストコロナの新生活様式で、リニアー新幹線が必要か。改めて問い直したらどうか。

 

2021.6.19 7時39分愛媛県南予地震発生

 

愛媛県南予地震に地震情報から中央構造線、南海トラフ地震震源域
を書き込み、伊方原発を記した。

宇和島で震度4、M4.7の愛媛県南予地震が発生したとニュースが伝える。宇和島といえば、中央構造線、南海トラフ震源域、近くの伊方原発があると考え気象庁の地震情報で位置を確認した。

震源域は中央構造線断層帯、南海トラフ地震震源域に近く(あるいは重なる)地域で近くに伊方原発がある。

南海トラフ地震の発生も心配されている。内陸部での地震発生には注意が必要だ。

ブレーキ&アクセルの尾身提言:これじゃ 菅総理の暴走は止まらない

 26人の分科会専門家が感染拡大のリスクはあるがプロフェッショナルとしての考え方を示したという。オリンピックは「中止」ではなく、「無観客が望ましく感染リスクが低い」が大規模イベントの観客数でなく、さらに厳しい条件」、「開催地の人に限る」というのだ。

さらに、「予兆を感じたら無観客に戻す」ともいうが、何晏線拡大の予兆をどうやって感知するのだ。また分科会の専門家にまかすのか。

結局は、ブレーキ&アクセルの提言に終わった。すでに「開催」は決まっているのだから仕方ないともいう。これで菅総理の暴走は止まらない。昨日の夕方のテレビで鑑定を出る際の菅総理の姿が映った。いつもは記者の声掛けに立ち止まって答えていたが、今回は無視して立ち去った。

分科会の提言にショックを隠せなかったのだ。肝心の組織委員会は政府の基準に従うという。

専門家26人の提言への賛否はどうだったのか。一人も辞任しなかったのか。


2021年6月18日金曜日

複雑すぎないか、感染防止判断基準:誰でもわかる新規感染者数を基準に

 緊急事態宣言や「まん延防止措置」の解除/延長/発出条件をもっと理解しやすい基準に統一できないか。感染者数、1週間の平均感染者数、前週との増減、ステージ2,3,4、重症者数、病床ひっ迫など多くの指標から専門家がリスク評価、政治家が最後の政治的判断を下しているが、複雑すぎないか。

更に政治判断は恣意的判断が入りやすい。リスク評価になっていない。

だから若者、事業者は判断しずらく「安心バイアス」にかかったり、事業者は事業の再開の判断ができず死活問題だという。

医師会は東京の場合100人以下、立憲民主は50人以下を提案している。病床ひっ迫、重症者数、ステージ評価はすべてが新感染者数によるのだ。

6月20日の緊急事態宣言も沖縄を除いて解除、「まん延防止措置」に移行されるという。

17日の新感染者数は東京452人(18日453人)下げ止まり、千葉124人、神奈川185人、埼玉79人、愛知99人、大阪92人、発起同73人。100人を基準にすると解除は無理だ。

新聞報道によると、モニタリング会議でも主要繁華街では人出増加、5週連続、増加がリバウンドに転じる危険があるという。リバウンドのリスクは人流の抑制だ。

3月に解除を早まってその後感染拡大したことを反省しているのか。


菅総理の「オレは勝負に出たんだ」発言:国民の安全、健康を犠牲にして度胸があるか

 

朝日新聞の「五輪ありき」の記事の中に「オレは勝負したんだ」発言が記事になっている。側近に繰り返し発言したと言う身内での発言らしいが、国民の「安全、健康を守るのが私の責任」と言ってはばからないが、本音は犠牲にしてでも勝負に出たんだ。 

ワクチン接種で感染拡大を防ぎオリンピックを有観客で開催し世界に「新型コロナに打ち勝った」ことをPRしたいのだ。それが日本の国力であり、菅総理の政治力なのだろう。

ところが「勝負に出た」のであれば、万一負けたときの覚悟は出来ているのだろうか。ただの「賭け」でないのであれば引責辞任の道も示せ。

菅総理:担ぐ神輿は重すぎたか、軽いと思っていたが

田中角栄さんが昔、「担ぐ神輿は軽い方がいい」と、総理選任のキーパーソンで院政を維持する発言をしていたことがあるが、今の菅総理は、国民の言うことを聞かない「担ぐ神輿は重すぎた」部類ではないか。

新型コロナウィルス感染拡大は、「宣言慣れ」などで「人流の増加が要因であることはわかっているが、それでも東京オリンピックは有観客を主張、10000人を分科会に飲み込ませた。これでオリンピック、夏休みで人出は増える。

ワクチン接種が進めば感染の危険もある程度防止できることを期待しているが、インド株の市中感染では効果があるか。

オリンピックが始まれば日本選手の活躍に歓喜する。そのうちに感染拡大など忘れるだろうとみている。

「スポーツの力を世界に」、日本の力を見せようとするのだろうが、オリンピック後の感染拡大には目をつむるのか、何も言わない。 

「重すぎた神輿」に諦めるしかないのか。

菅総理は対応できるか:これだけの「難局」、「追い込まれ」の政局なのだ

 

新型コロナウィルス感染拡大、東京オリンピック開催の是非という難局、総裁選、衆院選と言う「追い込まれ」政局に菅総理は対応できるか。今までこれだけの難局、追い込まれに同時に遭遇した総理があっただろうか。 

終戦直後で明治憲法から新しい憲法を草案するときの幣原首相、近くでは民主党政権時の東北地方を襲った貞観地震、津波とそれに伴う福島第一原発事故に遭遇した菅総理が上げられるが、今の菅総理も相当のプレッシャーのかかる政権運営を強いられている。 

これだけの難題を短期間に一人で対応しなければならないのが菅総理だ。これと言った側近、味方がいない。総理ともなると極端に情報が減ったとも言う。 

更に厳しいのは、「直接国民の安全、健康にかかわる」新型コロナ感染拡大防止だ、うまく行かないと国民の非難が高まる。それが今回の内閣支持率下落につながる。政権は支持率改善のために判断を誤った政策を打ち出す危険がある。 

菅総理に総理としての資質があるかと言うと疑問も出てくる。派閥が無いから頼れる側近がいない。話ベタだから考えが国民に通じないとも言う。確かにペーパーの棒読みだし、おなじ意見の繰り返し。要点をはぐらかしているから聞いている国民も腑に落ちない。 

運の良いことに野党が弱い。今なら自民が圧倒的に強い。また他の政権が出来る可能性も低い。ポスト菅が出てこない。岸田さんが有力と思うが人気がない。石破さんは人気があるようだが永田町では人気がない。推薦する仲間が減っている。 

そんな菅総理が描くストーリーは、「ワクチン接種」→「感染拡大防止」→「東京オリンピック開催」→「内閣支持率改善」→総裁選、解散総選挙を有利に展開だろう。最後は自分に利がないといけない。 

がむしゃらにワクチン接種を進めている。一日100万回と言うがまだそこまで入っていないらしいが、G7参加国の接種率40~60%に比べ日本は12%で最下位だ。これでは「開催を支持する」とは、外交辞令でしかない。それを本気で「支持された」と菅さんは言っている。

東京オリンピックを有観客で開催したいらしい。オリンピック、夏休みで人流が増加し7~8月には再び宣言レベルになると専門家が指摘するが、「専門家の意見を聞き」と言うが最後は自分が政治判断するのだ。 

西村担当相は「開催中の緊急事態宣言もある」と言うが、そう思っているのなら「中止」ではないか。これが危機管理と言うものだ。 

国民は諦めるしかない。こんな総理を担いだのも国民だ。田中角栄さんが「担ぐ神輿は軽いほうがいい」と言ったことがあるが、国民の言うことを聞かない「重い神輿」だ。

2021年6月17日木曜日

イベント10000人政府案容認?:尾身会長「五輪とは関係ない前提」と弁解か

16日の感染症対策分科会で「スポーツなどのイベントの開催制限について了承いただいた」と西村担当相が言う。7~8月にかけてのイベントの入場人数を最大10000人とする政府案を分科会が認めたのだ。

当然に記者会見では質問が集中、「オリンピックの有観客の制限に適用を考えているのか」と 。ところが尾身会長の答えは意外だった。「五輪とは関係ないことが前提」と言うのだ。では今まで発言していた「開催の科学的リスク評価」は近日中に発表するという。

専門家のシミュレーションでも6月20日の解除後人流増加で感染は拡大、7~8月には再度緊急事態宣言の可能性も出てくるのだ。分科会の専門家でなくてもテレビの情報番組でやっているからわかる。

何やら怪しげな動きになって来た。分科会の専門家がどういう内容の発表するかわからばいが、「なし崩し的に」オリンピックの有観客に適用だろう。橋本会長が「サッカーなどのイベントで適用していて何故、オリンピックだダメなのか」と発言していた。

考えてみれば、分科会のメンバーも政府が選任、尾身会長だって確か国の医療機構のトップではなかったか。YESMANを期待して選任されているのだ。

職をかけて政府にたてつく勇気などないのでは。万一たてつけば、それ以降の仕事はないのだ。