2020年、秘書が代理持参した30万円の違法寄付で30万円を認めたうえで「公選法を軽視した姿勢が著しいとは言えない」と特捜部は不起訴(起訴猶予)にした違反事件で、検察審査会は「起訴相当」の議決をした。
特捜部の再捜査の結果、さらに数十万円の違法が見つかり「悪質性」が高まり、略式起訴になった。原因は違法となる金額を絞り込みしたためらしい。
その結果、菅原さんは自民党を離党し、議員辞職するという。
特捜部の捜査が甘かったのか、手心を加えたのか。それとも捜査が不十分だったのか。こういった事件は、不起訴にするか、起訴するかの条件があるのではないか。30万円がそのギリギリの線だったのではないか。だから当初は絞り込んだのだろうが新聞にも出ていたが、いろんな手を使って寄付行為をしていたのだ。
検察審査会が「起訴相当」と議決しても特捜部は再度不起訴にする事例が多かったが、今回は従来と違った。
検察も国会議員、閣僚事案と思い込まず、しっかりした捜査をやってほしいものだ。
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