2021年6月29日火曜日

小さな記事の大きな課題(39):バッハ、コーツ広島、長崎訪問の背景

IOCのバッハ会長と、すでに来日しているコーツ副会長が7月16日に広島、長崎を訪問する計画が進んでいるという。海外からも開催に批判が集中している東京オリンピックの「平和の祭典」としての一面もアピールしようとしているのではないか。

バッハ会長は東京オリンピックに難民枠を設けたというし、先のオリンピックでは南北朝鮮の合同チームを編成したが今回は北朝鮮がコロナ対策で参加を断ってきたため成立しなかった。

そして先月、来日を予定し広島を訪問、聖火ランナーを務める計画もあったが果たせなかったという。だから、今回の広島、長崎訪問は被爆地を訪れることで「平和の祭典」を際立たせたいのだろう。

しかし、今開催地の東京は新型コロナで「まん延防止」措置の適用中、7月11日には解除できないだろう。そうすると県境をまたいだ不要不急の移動にならないか。政府は理解を示しているというが、まさか7月16日前後を何らかの理由でまん延防止措置一時解除と言う手でもかんがえているのか。

東京はじめ、日本国民の安全、健康を害してまで強行しようとする理由がどこにあるのか。たかが一つのNGOに日本政府はどれほど振り回されていることか。

だから舐められているのだ。一発「ガツン」と行きたいところだが、海外メデイアに頼むしかなく、海外特派員協会での記者会見を早く実施すべきだ。


 

0 件のコメント: