東京五輪開催まで後1か月、菅総理の拘る有観客での五輪開催に軍配が上がった感じだ。朝日新聞(2021.6.21)の世論調査を見て驚いた。「大いに不安を感じる(83%)が、菅総理の開催意義の説明には納得でき(54%)、観客制限なし(53%)での開催を支持する(34%)」という結果になっている。
開催支持も34%、中止32%、延期30%で、今まではメデいアも中止、延期が60%と報道していたが、開催支持を強調するようになったか。ここまでくれば仕方ないの感じだ。
新聞によると、世界のスポーツイベントはワクチン接種も進んで観客を取り戻そうとしている。日本でもプロ野球、」Jリーグの実績から制限下でもOKとみられておりIOCが開催に強気なのもそういう状況があるらしい。特に海外の観客はないことも理由にある。
政府の「なし崩し」開催でも万一の感染者数拡大も十分に考えられる。西村担当相は「感染者数より重症者用病床の使用率で五輪中の緊急事態宣言もある」という。
感染者数より病床使用率を重視するのは、感染者数が増加しても重症者にならなければいいのであってワクチン接種に期待しているのだ。
でもリバウンド、夜間の人出増加傾向もみられ第5波を危惧する専門家もい多い。シミュレーションでは7~8月にかけて緊急事態宣言レベルに達するという見方も出ている。それでも政府、組織委員会、東京都など関係者は「開催」に向け突き進む。
これからは国民一人一人が「移らない、移さない」ためには何をやるかをしっかり考えるべきだ。ただ快楽を求め外出することはやめようではないか。
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