2021年6月28日月曜日

今こそ目指そう 脱小池:「自分本位」「とんずら」でも小池支持57%の不思議

 朝日新聞(2021.6.28)の「都民調査」を見て驚いた。すべてが「自分本位」、都合が悪くなると「とんずら」する休養中の小池知事への支持が57%という。女性層で65%、男性層で50%の支持だ。

注目の東京オリンピックも「安心で安全な大会」で「開催」の立場だ。今までぎりぎりで「中止論」を打つのかと思っていたが時間切れで、菅総理寄りの立場だ。その菅総理の支持率が30%なのに小池支持は57%、菅が悪くて、小池が良い根拠は?。

都議会議員選挙で誰に投票するかの設問では、自民24%、都民ファースト15%、先の選挙では小池さんの都民ファーストの会に振り回される結果だったが、今回は自民が持ち直したか。要因に小池さんが二階さんに寄り添っている。

最近、二階さんにへりくだって自民寄りの立場を鮮明にしていたが、都民ファーストの会にテコ入れするのを回避するために体調を崩し、入院、一時都政から離れることを決めたのだ。3日間休養しても不十分でさらに伸びるという。病室から選挙対策をやっているのか。

小池知事はワンボイスと言って新型コロナ対策で近県3知事と共同歩調をとるリーダー的存在だったが、黒岩知事に内情を暴露され信用を失った。その後は各知事が独自に対応しているが、PVの中止では3県の遅れをとる事態になっている。

自分の「存在感」を出せない今の状況なので、メデいアは東京地方区からの衆院選鞍替えをあおっているかに見える。もしそうなら、さっさと知事を退くべきだ。今回の都議会議員選挙でも脱小池を目指そうではないか。

選挙公報が回ってきていないので都民ファーストの会の公約がわからないが、タレント知事に都政を振り回されるのはもうごめんだ。

私のところにも昼間、都議会議員選挙、衆議院選挙での世論調査の電話がかかってきた。この時期、時間に家にいるのは、年配者、専業主婦、子供だろう。働き手、若者は不在だ。だからこの世論調査で少し偏っているかもしれない。

都議会議員選挙に「行く」69%、「出来たら行く」25%、「行かない」5%だ。投票に行くが94%近いが、実際の投票率は50%前後か。新型コロナ対策、東京オリンピックで投票行動がどう違ってくるか。注目だ。


0 件のコメント: