2021年6月16日水曜日

小さな記事の大きな課題(38):緊急事態時の国会延長か、閉会か、2人の菅総理の違い

 今回の野党から提出された内閣不信任決議案を菅総理は「粛々と否決」、新型コロナ対策、東京オリンピック開催の是非、緊急事態宣言の解除など問題が山積する今、自民党・菅政権は国会を閉会した。

否決された野党、立憲民主は民主党政権時の菅総理の対応を持ち出し2人の菅総理の違いを明らかにした。

民主党政権時の菅総理も東日本大震災対応を掲げ国会の延長はしたくなかったが、野党であった自民党は菅さんをはじめ国会延長を要請、70日間の延長が決まったという。

2人の菅総理の度量の違いがはっきりした。

さらに記憶では、民主党・菅総理が東日本大震災への対応を国会全体で当たろうと、野党の自民党に担当相、副総理閣で谷垣さんの入閣を要請したが、自民党は「民主党に手を貸すことはない」と拒否したそうだ。

そんな自民党が政権に返り咲くと「福島の復興第一」とばかりに福島詣でをする。節操のない自民党だが、今の菅政権でも同じだ。

そんな自民党が憲法改正で緊急事態条項を加えようとしている。緊急事態時でありながら国会を閉会するのであれば不要なのではないか。

自民党政権の度量の狭さ、国民に背を向け自らの政治生命にかける政権にNOだ。


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