2021年6月23日水曜日

小池都知事の「安倍化」か:思うように行かず体調不良で入院、一時都政放り出し

 昨夜のニュースで小池都知事が体調不良で入院したことを知った。新型コロナ対策では人流の抑制ができず若者に訴えが通じない。、東京オリンピックでは主催者でありながら小池知事の存在感が薄い。体調不良で一時でも都政を放り出すということで安倍元総理を思い出した。小池知事の「安倍化」だ。

自民党を敵に回し知事についたが、「都民のため」とは言いながら常に「自分のため」が目立つ行為が目に付く。

将来の国政復帰を探っているのか、二階詣が続く。新型コロナ対策では当初「ワンボイス」を謳い1都3県を主導する動きを見せた。常に官邸を訪れては菅政権の尻を叩く。「やってる姿」を見せつけたのだが、その内実を黒岩知事に暴露され信用を落とした。

その後は二階詣を繰り返す。国政復帰の時に役立つとみているのだ。自民よりの政治姿勢は都議会議員選挙にあたって「都民ファーストの会」への肩入れが不明だ。小池さんが設立した都民ファーストの会だから支援があるだろうとみているがわからない。

千代田区長選で都民ファーストの会推薦の区長が当選し、自民党候補者が敗れた。この時二階さんが小池知事を煙たがったことがある。この時以来小池知事の姿勢が変わったのだ。

後1か月を残すだけになった東京オリンピックの主催者でありながら「安心安全な大会」を目指すと菅総理の言葉のオウム返しだ。「中止論」を打つのかと期待されたが不発に終わった。

二階さんは小池知事の代弁をしているようだ。東京オリンピックでは「開催が無理なら中止もあり得る」と発言したり、競技会議場での酒の販売を組織委員会が認めようとしたときSNSで猛反対された。それを受け二階さんは「都民に自粛をお願いしているのにオリンピックでは認めることはおかしい」という意味の発言をしている。小池さんが言いたいことではなかったのか。

菅総理が「賭け」に出た有観客での開催だ。賛否両論あるが最終決定でどう判断するか。

「自分のため」も含め難しい局面になっている。入院でとんずらできる立場ではない。




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