G7が終わると日本のメデイアが騒ぎ出す。参加者全員の集合記念写真でいつも日本の総理は後列が指定席だ。議長国の隣はアメリカ大統領が常席なのだ。そして菅総理は「ポツンと一人ぼっち」と言われる。いいじゃないか、一人ぼっちでも。
英会話ができるとばかりに首脳会談で2人だけの秘密会談をやって何が話されたのかわからない。詳細は相手のあることで公表できないという安倍前総理のことを考えると国益を害する行為はなかったことになるのだ。
所詮は「自由民主主義vs専制主義」との戦いでバイデン大統領は先進国の結束を訴え中国包囲網を形成する。それに各国がどの程度協調できるかだが、各国にそれぞれ事情が違う。
バイデン大統領は中国との関係を切る勢いがあっても日本、ドイツは貿易面で中国を頼らざるを得ない関係にあるし、フランスは「アメリカべったりではない」と公言する。イタリアは先進国では初めて中国の経済支援を受けた。
しかし、香港、台湾での人権問題、民主化弾圧、南、東シナ会での安全を乱す覇権拡大行為、国際法に反する行為には日米英独仏豪が対中包囲網で共同歩調を取る。
これらの国の南、東シナ海での軍事行動では日本が大きく貢献することになる。艦船の日本寄港、物資の補給、自衛隊艦船による他国艦船の護衛など集団的自衛権行使問題が浮上してくる。決して一人ぼっちではないのだ。
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