今でも高市政権の支持率は高いが、本当に国民は高市総理をわかっているのか。ただ初の女性総理ということで「温かく」見守っているのか。もうそんな時ではない。
18兆円を超える補正予算、赤字国債発行、さらには自らの「政治とカネ」問題が週刊誌をにぎわせている。とんでもない総理と思うのだが。
補正予算では、「これから日本の成長 リスクに強い国になり 債務残高対GDP比を緩やかに下げるという。今、136%で世界一悪い経済指標に変わりはないが改善していくというのだ。
自分にこれと言った実績がないからアベノミクスを継承すると、保守タカ派の政治姿勢だ。しかし財政緩和策と言っても経済状況は安倍総理の時代とは違う。 円高、株安、デフレ(?)で日本経済は苦しんでいたが、今は円安、株高、インフレ状況が続く。インフレなのにさらに緩和を継続すれば日本は不況になる。
アベノミクスの推奨者であったエール大の浜田先生も週刊誌で指摘している。インフレと円安を止めろと言うのだ。言うは優しいが日銀が「利上げ」することか。しかし日銀は0.25%の「利下げ」決めるようだ。
長期金利は上昇している。中小企業は経営が厳しきなるか。大企業は法人税、優遇税制で大儲けの裏で納税額は雀の涙だ。一方、優遇措置を受けない中小企業は納税で日本経済を背負っている。中小企業への政策が必要ではないか。
一方、政治家で悪いことをするのは男性と思っていたが、女性総理の高市さんも男性に負けず、「政治とカネ」では不祥事のオンパレードだ。今週号の週刊誌は詳細に報じている。それによると、信者も氏子もいない宗教法人からの違法献金、右翼との関係、個人でも巨額な献金、そして財務相の片山さつきさんも選挙資金パーテイー、収入隠しが明らかになっている。
これだけ見ても、高市総理が高支持率を維持していることが不思議だ。初の女性首相ということで目をつむるのか.
後記
米経済紙フォーブス誌が女性で活躍した100人の中で高市さんが3位だったと発表した。これを見て習近平氏は頭にくるだろうが、業績が評価されたのではないようだ。各候補者に取り組んだテーマが付記されていたが、高市さんは女性初と言うらしい。
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