2025年12月1日月曜日

昭和南海地震 80年前の12月7日:日本各地で地震頻発

 

tenki.jp 2025.11.28
 過去30日間の震央分布図より

12月に入ると南海取ら宇巨大地震に関連するニュースが目立つ?。そうだろう1944年、1946年の2年間隔で巨大地震が発生したのだ。それも12月の7日、21日なのだ。

当時は戦争中でもあり政府菜詳しい情報を統制していたが、関連の町村では貴重な資料が保存され、今公開されている。

そして重要な経験談が90歳代高齢者により語られている。そうなのだ、80年前の発生だからしっかりした経験は90歳代の高齢者に頼ることになる。

新聞の「てんでんこ」によると女性経験者が習字の時間に揺れが来て、皆机にしがみついたという。ここは津波が危ないので裏山に逃げろと校長先生が言ったそうだ。

裏山で海の方を振り返ると「海が真っ赤だった「という。今でいえば、引き潮で海底が現れたのだ。

その女性も「だんだん経験者もいなくなり、当時のことがわからなくなる」と嘆く。

また、いろんなニュースが流れる。折角構築した避難タワーも津波に高さに不足していたというし、さびて再構築が必要な場所もある。死者数など被害状況が見直されているが、活動計画に津波を予想する消防本部25%と言う。

対策を考える自治体も経験者がいなくなり、人的不足もあり十分な活動はできないらしい。

南海トラフ巨大地震の発生は30年以内に確率80%と言われているが、異論も出ている。

1854年M8の安政東海地震、1707年の宝永地震、1944年12月7日M7.9の紀伊半島南東沖地震、1946年12月21日昭和南海地震が有名だ。

1854年と1707年では約150年、1946年と1854年では約90年で南海トラフ巨大地震の発生間隔は100~150年と見られ、既に80年が過ぎ、いつ起きても不思議ではないと言われている。

しかしこれには問題があり、予測計算法が他の地震発生確率と違うという。従来の予測計算では20~30%の確立になるらしい。それじゃ、国民に危機感がなくなると危惧されている。

現在、早くて2030年半ば、遅くて200年先と言う研究報告がある。「来るならゆっくり来い」と言うことだ。。











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