2025年12月1日月曜日

高市自民 少数与党解消?:でも政権運営は難しい、早く国民の信を問え

 何と過半数に3人足らずの少数与党で政権運営が危ないと言われてきた、高市自民が維新の会を運営に不満をもって辞任して無派閥でいた3人が自民会派入りしたという。これで衆院の過半数の233人になったのだ。

少数与党で自民と与党連合を組んでいた維新の会はどう思ったのか。あらかじめ維新の会とは調整されていたという。維新の会では比例区で2人、地方区で1人の議席だったが、次の衆院選ではどうなるか。何か約束でもされているのか。

これで、予算案は大丈夫、内閣不信任案も拒否できるが、法案は通しにくいらしい。過去に事例もある。問題は野党が結束できるかだ。政権交代のチャンスも国民民主でダメになった。

しかし、自民党は本来政策的約束を守らない。政治資金規正法や公職選挙法に反しても資金集めに一生懸命だ。次々に不正が明るみに出る。党首討論では「企業団体献金より議員定数の削減を」と高市さんは言い出した。自民が選挙で負けたのは「政治とカネ」の問題ではなかったのか。それを保守岩盤層が離れていったと、保守層の戻りを期待している。

外交でも音痴だ。中日関係は厳しい状況に置かれている。日本、中国ともに退かないようだ。日米ではトランプ政権とお土産で信頼を得ていたが、高市総理は継承するという。財源が確保できなくても防衛費GDP2%、さらには3%を目標にするのか。

集団的自衛権行使は自衛隊が海外で活躍するうえで重要な政策だが、安倍政権は強行した。さらに憲法改正を掲げていたが高市政権も継承だ。

高市政権もいろんな点で保守色を表に出しているが、国民の信は受けていない。早い時期に解散総選挙で国民に信を問うべきだ。


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