高市政権は何故、財政出動なのか。財政出動で国民や市場の人気を上げ長期政権を目指す。どの政権も同じ政策をとっているが、一向に経済は好転せづ、借金だけが積み上がっている。アベノミクスの継承というが、今はインフレ、当時と状況は違う。
アベノミクスを推奨したエール大名誉教授の浜田先生も今は財政出動の時ではない。当時と経済状況は違うと警告する。
財政出動で経済が好転し、税収が上がる。それによって社会福祉政策も力が入るし、国の借金も減るというプロセスを政治家は考えているようだが、一時の人気取りにはなっても政治家は責任をとらない。
いつも同じ失敗を繰り返しているのが自民党政権なのだ。
紙上は冷めtら目で見ている。高市総理が積極的財政出動と言ってもアン安は変わらず、貯雪金利も上昇、日銀が政策金利0.75%にすると言っても円安だ。物価高は変わらない。
そんな時注目すべき記事が朝日新聞に載った。2025年12月20日の「多事泰論 繰り返す財政出動 忘却の無責任 市場は見ている」の原・編集委員の記事だ。
その内容は、1990年かのバブル期崩壊後、150兆円の経済対策をとったが、借金は積み上がるばかりで日本経済は元気にならなかった。
次にとった金融政策も世界初のゼロ金利、量的緩和だったが低体温経済は変わらなかった。
今、財政は80兆円を超え、100兆円に膨らんだが、経済停滞は続いtれいる。
そして財政出動、金融政策もやればやるほど将来の需要が目減りする副作用を味わったが、長期的な成長力を弱め、財政を著しく悪化させてしまうのだ。
原・編集委員の考えは真っ当だ。アベノミクスをしっかり検証し継承する価値がないことを自民党政治家は知るべきだ。
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