2025年10月9日木曜日

小池都知事、高市新総裁に思う:女性政治家の一時の人気に飛びつく危険

小池都知事と新しく自民党総裁になった高市さんとの共通点(?)はテレビのキャスターから政治の世界に踏み込む経緯が同じ政治家だが、一時の人気に飛びつき首長や総裁に選ぶと危険性がある。

だから人気を得てもしばらくは立ち止まりその資質を見直すことも必要ではないか。新総裁に高市さんが選ばれたが、今の状況を考えると本当に良かったのかと思わないか。

小池都知事のことを考えてみよう。

テレビのニュースキャスターから人気を得て政治の世界に。政党を渡り歩きながら自民党で活躍(?)したが、活躍の場がなくなったとみてか、東京都知事に転身した。人気があるだけにトップ当選だ。それ以降、小池さんに対抗できる政治家が育っていない。

小池さんも都知事の立場を利用し、新党立ち上げまで言った。希望の党だ。

それまで民進党(?)に会って何時泥船から脱するか狙っていた民進党議員が全員希望の党に移ることになった。しかし全員を受け入れるのではなく小池さんは「選別します」と言い切った。

選別の結果、希望の党に移れなかった議員を枝野さんが受け皿として党をつくりそれが立憲民主党なのだ。

選別されず移った議員も希望の党の人気が落ちたために国民民主党を立ち上げた。

その時のいざこざが今、立憲民主と国民民主がうまくまとまらない要因なのだ。言ってみれば小池さんの気ままな考えに流されたことになる。

一方、高市さんんはどうか。保守派としても相当右翼だ。少数与党として他の野党と連携が必要になるが、公明党からの警戒感をもって見られている。過半数を確保するために与党との連携がうまくいかないらしい。

日本初の女性総理などと調子に乗って選んだが、国会運営はどうなるのか。

高市政権は傀儡政権で高市さんも本音を隠しての政権運営に当たらなくてはならないか。場合によっては解散総選挙で短命政権に終わる。

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