2024年9月30日月曜日

石破政権「勝組」陣容?:自民政権に「冷や飯」のおいしい食べ方があるか

石破さんが高市さんに逆転勝ちし5度目の総裁選に勝った。早速始まった党、内閣人事を見ると政治基盤の弱い石破さんの陣営の工夫がみられる。政権の寿命は「冷や飯」を食う人がいかにおいしい冷や飯になるかがポイントだ。

内閣の陣容を見ると 無所属12人、茂木派1人、麻生派2人、二階派2人、岸田派1人、森山派1人だ。

総裁選の決選投票で争った高市さんは総務会長を断ったという。安倍内閣時に石破さんが幹事長に付いたことを考え、幹事長の席を狙っていたのではないかという。しかし政治理念は安倍さんを継承することで全く異なる。裏金問題、旧統一教会問題で旧安倍派との関係は見直す必要がある。

小林さんも広報本部長を打診されたが断ったらしい。「馬鹿にするな」ということか。

一般投票で最下位だった加藤元官房長官は、推薦人20人から4~5人脱落し、恥をかいたが財務大臣で入閣だ。高市さんと違って財政規律を重視する点を認められたか。

2人の重鎮の考えは違っていたが、麻生さんは最高顧問、菅さんは副総裁で落ち着いたか。

旧安倍派の議員が不満なのだろうが、10月27日には総選挙も予定されている。ここまでには公認権問題がある。騒ぐと公認がもらえない。裏鉄問題、旧統一教会問題では石破さんをはじめ、該当者の説明責任に尽きる。

最終的には選挙区での有権者の判断だ。自民党にそこまで判断させるのは困難か。


小さな記事の大きな課題:詐欺事件で「儲かるならまずはお前がやれ」と

高田純次さんが、目黒署の一日署長で交通安全、特殊詐欺 について他人から儲け話が持ちかけられたら、「もうけるならまずはお前がやれ」といって断ろうとアドバイスしたという。

昔からよく言われていることだが、著名人に言われると頭に入るのではないか。

1人暮らしの高齢者などが多額の詐欺事件にあっているニュースが絶えない。儲け話を他人に教えるなんてありえないこと。

銀行に口座を持っていると、少し溜まると銀行員が「今の預金金利は低くお金が溜まらない。この投資をしたら金利がいくらで有利だ」とメガバンクの行員でも言ってくる。この話に載ると損をする場合もある。

まずは「お前もやっているのか」と問うべきだ。

2024年9月29日日曜日

立憲・野田体制と自民・石破体制:期待から不安? 国会審議でどう評価できるか

 国民注視の立憲民主の代表選、自民の総裁選が終わった。期待とともに不安も残る新体制で、国会審議はどうなるか。立憲民主は相変わらず野党第一党と言いながら、政党支持率は6%程度なのか、自民は安倍色払拭、裏金問題、旧統一教会問題で四苦八苦するのか。

最終的には国民の最後の審判を受ける羽目になるのか。

先行した立憲民主の代表選は野田、枝野、泉、吉田さんら4人の戦いとなるが現代表の泉さんが推薦人20人を集めるのがやっとだったようだ。消費税増、政権の座を渡した戦犯として批判も受けたが予想通り野田さんに決定した。

その後の野田体制を見ると、長妻さんが代表代行、幹事長に小川さん、政調会長に重徳さん、国体に笠さん、選対に大串さん、辻元さん続投とメデイアは伝える。しかしすでに支持グループから離れて野田さんを支持した小川さんの人事がもめている。もめごとは立憲のお家芸か。

一方、民主党代表せんは9人の立候補から高市、石破、小泉の決選投票から石破さんが5度目の挑戦で逆転勝ちした。

安倍色の払拭、裏がね問題、旧統一教会問題、政治改革など、そして長期政権から来る積年の課題を背負い、石破体制は苦難の道を歩むことになる。

新しい人事として、幹事長に森山さん、官房長官に林氏、政調会長に小野寺さん、財務に加藤さん、選対委員長に小泉さん、副総裁に菅さんという。自分を支持してくれた議員、昔からの勉強仲間などを主に登用か。

高市さんは総務会長の話があったが、断ったという。ということは石破さんは安倍色払拭を考えていなかったのか。加藤さんは、決選投票で推薦人20人から4人ほど他の候補者支持に回る珍しい結果になった。

石破さんらしい体制ができたかどうかは疑問が残る。メデイアによると決選投票で岸田さんの応援を得た結果、岸田政策の継続を約束したのではないかと言われている。

自民党の政策は昔からそんなに変わらない。誰が総裁になっても同じだが、政治姿勢だけは違うはずだ。

また、石破vs野田の党首討論も本格派政治家の討論として注目したい。


2024年9月28日土曜日

今日の新聞を読んで(703):火山観測、噴火予測は依然難しいか

 

読売新聞2024.9.27 「火山観測全国で強化」
赤丸は重点的評価が必要な火山(火山調査委員会)を追記


行楽シーズンで多数の登山客でにぎわう御嶽山が噴火し死者、行く方不明者63人もの犠牲者を出した2014年の御岳山噴火からもう10年、読売新聞が火山観測を記事にした。火山観測は強化しても噴火予測は難しいらしい。この時も噴火2週間マrの火山性地震の増加を確認したが山の膨張は観測されず、火山性微動を観測したのは噴火の10分前だったという。

その後火山防災の必要性から文科省に火山本部を設置、20人規模の「地震火山室」を設置したという。

巨大地震は巨大津波を伴い、被害の規模が大きくなるが、火山噴火はその降灰が社会活動に大きな障害をもたらす。

富士山噴火の場合は、噴火後2~3時間で都心に降灰が始まる。10cmの厚さになるらしい。1707年の噴火での降灰は17億m3、4.9億m3の除去が必要だったという。

仮置き場は公園、グランド、残土捨て場が必要になるが、海洋投棄も予定されているようだ。

浅間山の1783年の噴火では軽井沢180cm、坂本120cmと言われている。昔は屋根に灰が積もると家屋が倒壊した事例も多い。

考えられる被害は火砕流、泥流、土石流、洪水、地滑り、山崩れ、火山ガス、空振は100㎞にも及んだという。普賢岳の事例は目新しい。

上記に載せた常時観測火山の地図は読売新聞に掲載されたものだが、赤丸は重点的評価が必要と火山調査委員会が発表した火山を8に火山チェックを入れた。

平時から注意してみる必要がないか。

石破さん28代自民党総裁に:今までの逆転負けが今回は逆転勝ちに

立憲民主の代表選で野田さんが勝った後を受け、自民党総裁選は今まで逆転負けが続いた石破さんが逆転勝ちで28代総裁に当選した。派閥解消でシガラミが減り9人という多数の候補者が名乗りを上げた。

しかし、自民党自信の問題である 裏金問題、旧統一教会問題はスルーする傾向にあったが、石破さんはルールを守ると主張する。

投票の結果

      一回目投票           決選投票

     議員票  地方票      議員票   地方票

高市   72   109      173   21

石破   46   108      189   26

一回目投票で石破さんは相変わらず議員票に差をつけられたが、決選投票で逆転した。これは大きい。何があったのかと新聞を読むと、旧岸田派が支援したのと、小泉支持だった菅前総理が支持に回ったというのだ。派閥解消と言っても そう簡単ではないようだ。菅さん、麻生さんはキーパーソンとして動いたという。

立憲民主が野田さん、自民が石破さんということになると党首討論は石破vs野田ということになり本格派政治家による討論に期待したい。

石破さんはなるべき早く解散し国民に信を問うという。予算委員会で政策を戦わした後の解散であってほしい。

政治改革はルールを守ることだ。裏金問題はをを引くだろう。該当議員の立候補は当選の可能性と説明責任だそうだ。石破さんも説明責任を果たすという。

選挙中の政策として、アジア版NATO,日米地位協定の見直し、防災省の設置、賃上げ、投資で経済成長、東京一極集中から若者などの地方分散、時給1500円などが挙がっている

目新しい政策はないが、実行を目指してほしい。自民党のことだ途中で反石破の動きが高まらないことを願う。


2024年9月27日金曜日

斎藤知事、出直し選で勝てるのか:自らの非を認めず、改革を進めたいのか

 斎藤知事は解散せず「失職」を選んだ。出直し選が待っているのだ。2人の自殺者を出した今回のパワハラ、おねだり疑惑は自分には非がないと考えているのだ。そして負託を受けたときの主張は改革だった。中途半端で終わりたくないのだ。

最後の記者会見終了時退席する時に高校生が手紙をくれたという。内容は「辞めないで」だった。これに勇気づけられ失職を選らんだというのだ。まさか、陣営が目論んだ「やらせ」ではないだろうか。

斎藤さんは県民から負託を受けているという。議員も県民から負託を受けている。その議員が全員不信任決議に賛成したのだ。県民の総意ではないか。

改革と言っても何をしているのか。退職金の減額、高級車の廃止などが報道されているが、その程度の改革か。

出直し選でも斎藤さんには利がないと思うが、どういう神経の持ち主なのか。週刊誌では相当悪い情報が出回っている。知事としての資質がないと思うが。


2024年9月26日木曜日

斎藤・兵庫県知事、失職、知事選再出馬を選ぶ

 兵庫県知事の斎藤さんは、議会で全会一致の不信任決議を受けた後、祖院長にその後の対応を検討していたというが、議会解散はせず、自ら失職し、その後知事選に再出馬する道を選んだ。

斎藤氏は知事選で県政の改革を進めていたが、いまだ途中で職を辞することはできないと、知事選に再出馬し、今までの県政の実績を県民に問うらしい。しかし自民党も維新の会も推薦はできないというから、無所属で独自に戦うのか。

県民は斎藤改革とハラスメント、おねだり疑惑をどう判断するか。斎藤さんは問題ではないとみているらしいが、辞職した片山元知事の尋問を新聞やテレビで見ていると、検察より厳しい尋問で、むしろこちらに非がある感じだ。

さらに補助金のキックバックという事件がらみの事案も出ているイらしい。しかし斎藤さんは自ら指示したわけではないと安心しているのか。

再出馬すれば落選の危険もあるがそのことを考えていないのか。職に就いている以上は守られると思っているのだろう。解散を選ばなかっただけまともな感じがしないか。


街の中の「一本足の案山子(かかし)」を見ることができた

2024.9.26
高崎から伊勢崎に向かう国道354の玉村付近


「山田の中の一本足の案山子( かかし)は唱歌として習った懐かしい歌であるが、今、開発が進む町の田んぼに立つ一本足の案山子を4体見つけた。

国道354を高崎から伊勢崎に向かう途中、おそらく玉村あたりの道沿いの田んぼの中に立って鳥などを追い払っていたのか。もうすぐ刈り入れが始まるころだ。稲はこうべをたらしよく実っている。

余り役には立たないと思うがお百姓さんの「良き昔の光景」を思い出させる労作である。



2024年9月20日金曜日

深圳での日本男児死亡事件に思う:上海での住居選びは家賃と通学も重要事項?

 深圳で日本人学校に通う10歳の男児が男に腹部を異刺され、その後病院で死亡された事件を聞き、残念で腹が立つ。日本人学校のバス停で起きたという。住居と学校をバス通学されていたのだ。

中国の報道官が「どこでも起きる事件」と平気な顔で記者会見していたのを見てこれが習政権かとあきれ返る。反ン8ンは逮捕されたようだが、発表によると偶発的単独事件だという。定職もつかず逮捕歴もある。

中国に駐在する会社員などは住居選択は重要な課題ではないか。

住居費が月50万円ぐらいだと住居と日本人学校が離れていてバス通勤をしなければならず、親にとっては大変な仕事になる。ところが月75万円ぐらいになると、住居と発行が同じエリア内にあり通学も安全だし、親の苦労も少なくなる。

どんな仕事で中国に駐在するかわからないが、家賃の25万円の差は大きい。雇っている企業の配慮が必要だ。

2024年9月19日木曜日

FRB0.5%利下げ、日銀0.25%利上げ:これで市場はどう動くのか? 株価、為替の安定?

米FRBパウエル議長が0.5% の利下げを決定、政策金利4.75~5%と4%台後半を目指した。一時9%になったインフレも終息、雇用の最大化を狙い「後手に回らない決定」をしたという。日銀も後手後手、先送りの政策ではなく参考にすべきだ。

市場はどう動いたか。

NYダウは103ドル安の41503ドル、日経平均は36380円台付近に。以前、株価は4万ドル台であれば日本は4万円台とみていたが、そうはいかなくなった。

為替も142円台と円高ドル安か。日米金利差の縮小で140円台前半が維持できるか。日銀は今後今の0.25%からさらに利上げできるか。まだまだゼロ金利に近い。1%を超えるレベルまで利上げができるか。

関連記事

2024.8.26掲載

日米金利政策:FRBは利下げで4%台後半、日銀は利下げで0.25% www.yamotojapan.blogspot.com/2024/08/frb4.html


2024年9月18日水曜日

決断は政治家に必要:小泉さんの総裁選撤退、斎藤知事の辞職

 今、政治家の決断が重要性を増していると思う。総裁選に出馬した小泉さんは経験、実績不足から撤退、パワハラ、おねだりで評判を落としている兵庫県知事の斎藤さんは辞職を決断すべきではないか。

自民党総裁選は決選投票を避けられないとメデイアはTOP3人を検証する。そして昨日旧統一教会と組織的な接触があったことを新聞が報じ、総裁選は政治とカネ、裏金問題そして旧統一教会問題が加わり新たな判断が必要になった。

常にトップ3人に加わっていた小泉さんが最近人気を落としているという。政治改革を掲げ、ライドシェアー、解雇理由の見直し、年収の壁問題に取り組むとしたが、何分にも実績不足、取柄は若狭による斬新性、4世代の世襲政治家、そして父親純一郎さんのイメージが強く過大評価されていたのではないか。

実績は環境相だけ。この役は大して期待されていない政治家が就任する部門だ。討論会でも注目されている人材だから質問も多い。だからこそ、整合性が問われるが、ちょっと問題がありそうだ。

間違って総理総裁になって混乱、苦労するよりも今は実績不足、重要閣僚、党3役をこなして経験を積んで挑戦するぐらいの覚悟で今回は撤退したらどうか。

一方、兵庫県知事の斎藤さんは、潔く辞職すべきだ。

ここまで来ても「県政のために任期を全うしたい」とか「負託を受けている」、あるいは「不信任案が可決されれば、法の赴くままに対応を考えたい」という。普通なら避ける記者会見も堂々とこなし、逃げない姿勢は立派だ。

しかし、他に事例があるとうり県議会を解散するのではなく自らに辞職を選ぶべきではないか。どういう格好で辞職するか。斎藤さんにもプライドはあるだろう。

記者会見で辞職を表明するか、議長あてに辞職届を出して登庁せず、雲隠れするか。要は負けた顔をさらしたくないのだろう。

小泉さんも斎藤さんも自分の置かれた立場をよく考えて、潔い決断をすべきだ。


2024年9月17日火曜日

フィンランドで教育分野で脱デジタル化:PCよりペン、「集中力」増す?

17日のテレビ朝日「ワイドスクランブル」でフィンランドで教育分野で脱デジタル化を目指すという。パソコンよりペンが重要、集中力を増すというのだ。当然の話だ。

勉強は紙と鉛筆、教科書はパソコンでなく紙の教科書でページをめくっている映像が流れた。

私も紙、鉛筆派だ。紙に向かって鉛筆で集中して文字を書く。

関連記事

2021.2.1掲載

今日の新聞を読んで(434):教育のデジタル化に反対、勉強は紙と鉛筆 www.yamotojapan.blogspot.com/2021/02/blog-post.html

今日の新聞を読んで(702):やっぱり安倍氏は日本の政治、経済をダメにした張本人か

 

安倍氏と旧統一教会会長の面談を伝える
朝日新聞 2024.9.17 


政治改革、裏金問題、旧統一教会問題が自民党の喫緊の課題出るが、総裁選での各候補者の議論は旧統一教会問題をスルーしている状況だったが、今日の朝日新聞2024.9.17ノトップ記事は「安倍氏、旧統一教会会長と面談か」と言おう記事を打ち、各候補者に旧統一教会問題はどうなっているのかと問う記事だ。

国民の政治不信を払しょくし「信頼を取り戻す」には党と教団の関係を検証することが第一歩と朝日新聞は主張する。

写真は2013年6月30日撮影とある。参院選の前で教会と面談し応援を依頼したのか。萩生田さん、岸信夫さんも映っている。この参院選で大勝し、安倍一強体制を築いた。

1年前の2012年、安倍さんは自民党総裁、総理としてアベノミクスの3本の矢、異次元の量的緩和、規制緩和などで我が物顔の政策を推し進めた。そして8年の間に数度の総選挙で野党の力をそぐ作戦に出た。

しかし、政治、経済面では日本をだめにする結果になり、その張本人が安倍さんなのだ。

政治面では、自民党、安倍一強体制を構築し、野党の力をそいだ。民主党政権を「あの民主党政権・・」と揶揄する発言を繰り返し民主党政権関係者を黙らせた。

経済面では規制緩和と言いながら既得権益を批判したが、新しく自分の関係する人間に新しい特典を与える結果になった。

量的緩和は市場にカネをばらまき、円高→円安、ゼロ金利政策で経営力の弱い中小企業を息つかせる結果になり今、経営力が問題になっている。

長いゼロ金利から「金利のある経済への転換」を目指しているが、転換し利上げと言っても0~0.1%ではゼロ金利と変わらない。今0.2%の政策金利だが、物価高の要因である米国との金利差を縮めるにはもっと利上げし逆にFRBは利下げする必要がある。

日銀の植田総裁は利上げを匂わすが、日銀副総裁らは否定する。総裁と副総裁では考えが異なってい折るのか。

この混乱は安倍氏のアベノミクスの悪循環なのだ。今、立憲民主の代表選ではアベノミクスを否定する議論と政策が提案されている。


マンション管理の重要事項、担当棟数(組合数):通常は10~12棟、大京アステージの15棟は是か非か

 東京でのマンション生活も15年、この間2年理事も経験したが、管理会社の管理に不満が募る。会社としての管理方針があるのだろうが、多くは担当者任せではないか。クレームをつけても会社の考えか、担当者の個人の考えか判断に迷うが、ほとんどが担当者の考えで運用されている。

どういう管理になっているかは管理契約によるが、マンション分譲以来管理契約を検討したことはない。最近は総会の前に管理契約の説明があるが、ほとんどが読み上げて終わりだ。その間20分とかからない。

管理契約が理事会で検討された形跡もない。15年もマンション運営を経験しているのだからしっかり検討する必要があるが、理事自身がマンション運営についてほとんど知識がない。

新聞ではマンションの老朽化、高齢化が築40年で問題になっているが、もっと早く、分譲直後でも若い世代でもマンション運営は大変なのだ。ほとんどが管理会社に任せっきりで満足しているのが現状ではないか。

管理会社との管理契約で管理費や運営に違いが出てくるが、管理組合はマンション経営のセンスが重要だ。

そこでマンション管理会社を選択するうえでマンション管理資格者1人当たりの担当棟数(組合数)を重視すべきだ。

通常は10~12棟と言われているが、13棟が限界で15棟になると委託しない方がいいのだ。

求人情報、転職サイトのdodaの求人情報を見ると

大京アステージ 今ままでは13棟と言っていたが最近は15棟という(契約戸数が増えているためらしい)

穴吹コミュニテイー 6~8棟(大京アステージと同じグループ)で一番良心的か

三井不動産レジデンス、大和ライフ、長谷工などは10~12棟

通常位は10~12棟が標準のようだが、大京アステージは1.5~2倍の多さだ。当然に業務にも差が出てくる。どこかで手抜きをしなければやっていけないのだ。

大京アステージと契約している管理組合は管理契約内容を失火るチェックする必要がある。


2024年9月16日月曜日

トランプ氏2度目の襲撃テロ事件:民主政治では許されないが、トランプ氏に非があるのでは

1っ回目は共和党演説会場、そして2回目はトランプ氏所有のゴルフ場での襲撃テロ事件が発生した。いずれも容疑者は若者、何が原因化はわからないが、テレビ討論では移民問題でトランプ氏が民主党政権の移民政策を批判した時だ。トランプ氏は「移民は犬、猫を食べている」と移民を批判した。

原因は「また聞き」が出回り、それを副大統領候補やトランプ氏支持の起業家が引用したために拡散したらしい。

テレビ討論では司会者が「そういう事実はない 」と即座に否定した。

何故トランプ氏が狙われるのか。トランプ氏側にも非があるのではないか。3回目のテレビ討論をトランプ氏は拒否しているらしい。相手の非をなじるやり方は通用しなくなった。

大統領線というが、世界政治にも大きく影響する。自由民主政治を守るにはトランプ氏では不適なのだ。

今日の新聞を読んで(701):今回の自民総裁選、立憲代表選は候補者を絞ったらどうか

16日の朝日新聞の世論調査で大体候補者 が絞られてきた。自民党は石破さん26%、小泉さん21%、高市さん11%で他の候補は1~4%、どう転んでも勝ち目はない。

一方、立憲の代表選は野田さん29%、枝野さん15%、泉さん、吉田さん5%で現職泉さんに勝ち目はない。

候補者は何のために立候補したのか。次の政界での立ち位置を確認するためだろう。そうだとすれば名前が挙がっただけで目的は達成している。票が分散しないように候補者を絞って戦ったらどうか。

メデイアは政権交代を望まないのか

 自民党総裁選と立憲民主の代表選の候補者が出そろい、メデイアも各候補者の主張を記事にしているが、自民党は「自民党総裁選2024」立憲は「立憲代表選2024」で紹介されているが、自民党は紙面を大きく使って丁寧に報じているが、立憲は紙面も小さく、メデイアは政権交代を期待していないようだ。

メデイアはもっと立憲について多くの記事を載せるべきだ。

安倍にミクスを批判し、教育投資、税制改正を訴えている。自民よりもマシと思う。政権交代は必要だ。あの民主党への政権交代のことを思い出そう。メデイアもヨイショしていたではないか。

2024年9月15日日曜日

自民総裁選、立憲代表選に思う:総裁としては政治とカネ、旧統一教会、総理としては物価高、社会保障?

 今回の時8民党総裁選は、総裁としては「政治とカネ」、「旧統一教会」問題、総理としては物価高、社会保障問題ではないか。総裁選に勝って、総理の座に就き国民の生活を守ることだが、9人の候補者では 十分に自分の政策を主張することが難しい。

フリップを掲げての記者クラブでの討論会、街頭演説会をテレビや新聞の報道で見るが議論は盛り上がらない。人気投票ですでにTOP3ぐらいは決まっているようだ。

では他の6人は何故、総裁に就く可能性がないのに立候補したのか。すでに名前も知れている候補者だが、今後の自分の立ち位置を確保するためだろう。派閥を解散しての総裁選だが、推薦人は以前の仲間の集まりに頼るか。

主要政策を見ても小泉さんは政治改革を訴え実行しなければならないという。旧統一教会問題は誰も発言していない。パ―テイ―券問題には言及している候補者もいるが党内で一致できるか。

経済問題では街頭演説ですべての候補者が言及しているが物価高に対する対応には言及していない。アベノミクスに対する言及もない。恐らく旧安倍派の支持を得るための作戦だろう。

一方、立憲民主の代表選では各候補者がアベノミクス、安倍政権の経済政策を批判している。そして経済税策も訴えている。決して反対ばかりしているわけではない。民主党政権時代の方が経済指標はよかった。

立憲民主は自信をもって代表選を戦い、政権交代へ一歩踏み出してほしい。

9月15日5時40分ごろ東京大田区で北の方向に「虹」を見た

9月15日午前5時40分ごろ
東京大田区久が原から北の方向に虹を見た。
都心部で雨でも降ったのか

 

早朝、大田区久が原から北の方向、都心方向に「虹」を見た。雨が降った様子もない。「朝焼けの空に虹」というわけでもなさそう。

1週間ほど前にも早朝虹を見た。

2024年9月14日土曜日

自民党総裁選、立憲民主代表選にみる:「悪さ加減の少ないのは誰か」が選考基準か

自民党総裁選、立憲民主党代表選の候補者が出そろった。自民は9人、立憲は4人、新しい顔からベテランまで幅は広いが、可能性は低くても今後の政治活動の ために推薦人20人の確保に精を出す。

自民党は野田さんが20人確保できなかったので立候補をあきらめ、他の候補者に推薦人になった。一方、立憲民主も20人の推薦人が必要だが、掛け持ちが目立つという。ある候補の推薦人にはなっているが他の候補を支持している。「名義貸し」が横行しているという。

自民党は、高市、小林、林、小泉、上川、加藤、河野、石破、茂木の9人、いずれも閣僚についている人、閣僚経験者で名前が知れている。年齢も40代の若手もいる。

一方立憲は野田、泉、枝野、吉田さんら4人、古い名前で出ているが、党員はどう判断するか。現代表の泉さんはギリギリまで推薦人集めに苦労したらしい。

メデイアは毎日、各候補者の政治姿勢、主張など政策の比較を報道する。自民党ではまだ解決していない裏かね問題、政治資金問題が記載されているが、この問題はこちら、あの問題はあちらと総合的に一致する候補者はいない。

要は主たる政策で自分のあった人を選ぶようになる。「悪さ加減の少ないのは誰か」ということになる。

自民総裁選では人気投票の傾向が出てきた。世論調査でトップ3、抗済み、石破、高市さんらの一騎打ちになるが、2回目の決選投票は避けられないという。そして最後は議員層で人気のある小泉さんの可能性が強いという。

しかし、重要閣僚の経験がなく、どういう政策か、どう説明するか、いろんな問題に積極的に発言しているのでその整合性も問題になってくる不安が大きい。

小泉さんが実行力、1年以内に解散など行っているがどうなるか。

立憲も野田元首相、前代表の枝野さん、現職の泉代表の争いになるだろうが、野田さんにもう一度党首討論に立ってほしい気もする。

想像するに石破vs野田の本格派政治家の党首討論を期待したいところだ。


2024年9月13日金曜日

斎藤・兵庫県知事の続投意思:不信任決議案出せば、「解散するぞ」との脅しか

 解散すれば議員の地位を失い、選挙でも当選しない議員が出てくる。特に先の選挙で応援してくれた評判の悪い自民党、維新の会の議員には落選の危機だ。だから「よく考えろ」との脅しではないか。

県会議員はここまで来ると怯んではいけない。斎藤知事は辞任するタイミングを見失った。


自民党総裁選、メデイアは小泉優勢を伝えるがその方が都合がいいのか

 自民党総裁選の候補者9人が出そろった。各候補者が訴えや推薦者の顔ぶれを見ると大体のことがわかると思っていたが、「誰がどうか」の判断が難しい。しかしメデイアは小泉候補が優勢と伝える。しかし小泉さんは世襲4代の政治家一家だ。

立憲民主が世襲制の反対を謳っていたが、世襲政治家は3~4割いるのだ。

今回の候補者の世襲は石破(2代)、河野3大、加藤1代、小泉4代、林2代で恋ズム候補が圧倒的に大きい。福田達夫(3代)さんが今回は出馬しない方がいいのではないかと世襲制を気にしていた。今後大きな問題になるだろう。

推薦人もあまり普段の政治では名前の出てこない議員が名前を出している。その中でも小泉さんの推薦人に、野田聖子さんが名を連ねている。野田さんも立候補を狙っていたが推薦人の確保だできずに断念、何か背後に理由があるのか。

旧安倍派はどうなったか見たが、高市に14人、小林に4人、林に1人、上川に2人、加藤に4人、茂木に3人が名前を貸している。圧倒医的に高市さんだ。刷新感を出すには高市さんは無理だろう。

現段階で、大方の見方は1回目で小泉、石破、決戦投票で小泉とみている。

しかし小泉さんには問題もある。背後に菅元首相がついているし、刷新感と言っても純一郎さんのように「自民党をぶっ壊す」という迫力はない。学歴ロンダリングもあるし、政治資金パーテイー問題もある。

小泉さんはもう一度身の回りを見直した方がいいと思っていたが、仕方ない状況になった。

立憲民主も代表選を戦っているが、万一野田元首相が代表になった場合、党首討論で小泉vs野田となると明らかに小泉不利と見るがどうだろう。

兵庫県知事の斎藤さんはもう「詰む」でいる:さらに18億円、34億円を「おねだり」するのかか

 兵庫県知事の斎藤さんの百条委員会の情報を見るとすでに「詰んでいる」と思われるが、さらに18億円、34億円の「おねだり」をするのか。議会で不信任案が可決し、知事が辞職すれば知事選が実施され18億円の費用が掛かるが、知事が解散を選び、さらに知事選が実施されれば34億円の出資になる。

ここまでしても斎藤さんは兵庫県知事にしがみつくのか。

「あと1年、県民の負託を得ている」「県政に支障は出ていない」「県政を立て直す」「励ましてくれる人もいる」が知事の地位の拘る理由らしい。でも県民の信頼は失っているし、県政に支障も出ている。県政を立て直すというが自分が辞任することが一番の解決策ではないのか。

励ましてくれる人も入りというが、維新の会の議員か。その維新の会も辞職を要求している。

百条委員会の結果を待つつもりかもしれないが、「ウソ八百」の内容でもないし、「叱責、指導している」というが度を越していないか。結果は待たなくてもわかっている。

一部は小池都知事と同じことをやっている。自分のお気に入りのイベントは自分の顔写真をつけさせたり、自分が表に出ることを最優先している。

県知事になる前の斎藤さんの評価はよかった。それが知事になったとたんに代わってきた。知事になる前は上司もいたし遠慮もあったが、知事になるとTOPの座を握ったことになる。誰にも気兼ねせずに思い通りのことができると判断したのが間違いの元だったのだ。

今後は不信任決議案が議会を通過すると知事を辞職し知事選をやれば18億円で済むが、議会を解散し県議会議員選挙をすれば16億円、さらに知事選で18億円かかり34億円になる。

そこまで「おねだり」するのか。


2024年9月10日火曜日

最近の買収劇にみる:日本は経済大国か、「安っぽい国」なのか

 日本はやっとGDP600兆円を達成したが、経済指標はG7中でも最も悪く、1991年委500兆円を達成したが。それまでは5年で100兆円、さらに100兆円うわのせするのに30年かかったと新聞が報じた。

その600兆円もドイツに抜かれて4い、2025年にはインドに抜かれて5位に落ちるとみられていアr。人口減、高齢化など社会的構造もあるが、賃上げを強固に進め財、サービスの価格向上を目指す必要がある。

長らくアベノミクスでゼロ金利を守っていたが、問題のある中小企業の経営を強化することもできず、植田総裁で量的緩和策の緩和に向かいやっと0~0.5%の金利にしたが、ゼロ金利を同じだ。さらにチャンスを見て利上げに向かうらしい。0.25%を目指すか。

賃上げもままならない。やっと1000円になったが、海外では2300円の水準だ。「安っぽい国」とみられる。

そんな日本の経済環境だが、日鉄がUSSの買収に乗り出した。2兆円の買収劇になるという。しかし製鉄は基幹産業、安全保障面で問題があると共和党のトランプ候補や民主党のハリス副大統領が買収にクレームをつけている。ン一方、USS言いわせると、工場閉鎖、本社移転など経営が難しくなるらしい。さらには国内の同業者も買収に触手を伸ばしている。

驚いたことに、セブン・アイがカナダの同業者に買収をかけられている。要諦では5兆円を超える金額らしいが資産額は7兆円を超えるとセブン・イレブンは   異議を唱える。資産額を低くみられている。

今、いわき市のハワイアンが米投資ファンドの傘下に入ろうとTOBをかけられている。老朽化した設備投資に問題があるらしい。

日本企業も「買収したり」「買収されたり」と評価するのも大変だ。





2024年9月7日土曜日

立憲よ チャンスだ:政権交代を目指せ あの民主党政権は悪くなかった

自民党の政治とカネ、政治資金は国民から厳しい目で見られている。総裁候補者が何と言おうと改革は難しい。まず議席数を拮抗させ、政権交代を目指せ。民主党政権時はいろんなことpがあったが、安倍元総理から「あの民主党政権・・」と揶揄 されたが、決して悪くはないはずだ。

むしろ、安倍政権でのアベノミクスの異次元金融緩和は長いゼロ金利政策で企業経営者の能力を低下させた一方で、世界が日本の経済に注目し始めたことと相まってアベノミクスの成果と勘違いさせ、今、日銀は金利のある経済を目指し四苦八苦している。民主党政権の方が安倍政権より真面なのだ。

民主党政権時の関係者は「失敗」とみるべきでない。

当時は自民党政権も民主党政権も1年ごとの首相交代だった。「いつ解散総選挙か」が合言葉だった。

下野した自民党に代わって小沢さんの活躍で政権交代を果たした。小沢さんが鳩山さんに「やるか」と聞き、鳩山政権が誕生した。

事業仕分け、普天間移設計画では県外、子ども手当、高校無償化など今の自民党政権の政策を掲げたが、財源の確保ができないままの大風呂敷になった傾向がある。事業仕分けで無駄遣いが出てくるかと思ったが、そうはいかなかった。

鳩山さん小沢さんが表舞台から去り、市民運動家出身の菅さん総理に、当初は高い支持率を得た。消費税増税、低所得者対策で参院は民主党政権が敗れ、ねじれ国会になった。悪いことに3.11東北地方太平洋沖地震、津波で福島第一原発で事故が発生、冷却水不足は自衛隊が出動し上空から散水した。

菅総理は浜岡原発の停止を中部電力に要請、脱原発依存へかじきりをした。「小沢さんはしばらく黙ってほしい」とコメントしたことで支持率を上げたこともある。

そして、野田総理の誕生だ。復興庁を発足させ、消費税増税、財政規律のスタンスだった。また、尖閣諸島を東京都が買う動きを見せたので国が買うことにした。定数削減の政治改革にも動き、安倍さんとの党首討論で「定数削減を約束してくれれば16日解散します」と発言し解散に打って出た。

「前に進むか 後退するか」の選択を国民に訴えたが、国民は後退を選んだのだ。

民主党は財源の確保もないままに大風呂敷の政策を訴えて、窮地にかかり国民の信用を失った。今、自民党総裁選を見ると小泉、茂木候補の政策は現実から外れていないか。人気取りの大風呂敷と思える。

一方、立憲民主の候補者は政策で現実主義をとっているように思える。立憲は議席を拮抗させ、政権交代の一歩を踏み出せ。

ところが小沢さんとの権力の二重構造が出てきて、小沢さんが関係者を引き連れて官邸に乗り込み「これが民意だ」と訴えたことがある。


2024年9月6日金曜日

兵庫県百条委員会のお粗末さ:斎藤知事の「ウソ八百」「問題なし」発言を突き崩せ

斎藤知事が内部告発された問題で県議会が百条委員会を設置、告発者の調査や懲戒処分の妥当性が審議されている。斎藤知事はもう2回目の審議だが相変わらず「ウソ八百」を繰り返し「問題なかったこと」を 主張している。

恐らく、裁判や今後の対応などから弁護士から「ウソ八百」を通すようにアドバイスされているはずだ。

だから百条委員会の委員は、事実があったかなかったかの確認ではなく、文書内容の何がウソ八百なのかをつっこんでついきゅうすべきだ。テレビを見ていてあまりにも稚拙すぎる質問に怒りがこみ上げる。

斎藤知事がウソ八百と判断している内容をしっかり突っ込み「事実である」ということを県民、国民に示すべきだ。

そして、不信任案の決議、リコールも考えるべきだ。不信任案を提出すると県議会の解散を言ってくるだろう。それへの準備を同時に進めるべきだ。

2024年9月5日木曜日

米国経済指標(雇用など)の問題点:「統計数値」と「市場予想」のズレが世界経済に影響

米国の経済指標が株価などを大きく 乱高下させる。その経済指標は役所が発表する統計数値と市場予想があり、両者の数値の差が株価や為替に影響を言与えるのだ。

米国の動向が日経平均にも大きく影響する。4日、テレビ東京を見ていたら、突然に画面上部に「日経平均37047.6円、前日比1638円安」と表示された。何か地震情報化と思ったほどだ。

その背景には米景気指標が振るわないという。製造業景況感指数が47.2で市場予想を下回ったというのだ。米国はハイテク株を中心に売り、世界の景気に敏感な日本株もネガティブに反応し半導体関連を始め大幅に下げた。専門家は7月の雇用統計がとどめを刺したという。

米国の経済状況評価でよく見かけるのが「市場予想を下回る」とか「市場予想を上回る」という言葉だ。例えば5月の米国の雇用統計で、労働省発表は27.2万人で市場予想は18まんにん、失業率4%に対して市場予想3.9%を上回るというのだ。

一時、市場関係者から役所の統計の取り方を公表するよう要求されたが、公表はされなかった経緯がある。ズレが解消するかと思ったがそうはならなかったのだ。



2024年9月4日水曜日

プーチン、モンゴルで逮捕されず:したたかなロシア外交か

プーチンがノモンハン事件記念行事にモンゴルを訪れたが、ICC加盟国でありながらモンゴルはプーチンを逮捕しなかった。モンゴルからの招待ということだが本当にそうだったのか。招待ということになると逮捕などできない。

モンゴルにもロシアから石油、石油製品のほとんどを輸入している事情がある一方、元最高裁判事がICCの裁判官に加わっている。国民生活を優先するための中途半端な決断だったのか。

岸田総理もモンゴル訪問を計画していたが、確か南海トラフ地震に関連し巨大地震注意報が出たために中止したという。目的は北朝鮮への拉致問題で改善を図る目的があったと思うが、巨額な支援もしているので今後の対モンゴル外交上改善が必要だ。

プーチンのしたたかな外交を見ることができるが、現役の国家元首は逮捕免除の制度もあるらしい。

プーチンを逮捕して国際社会で責任を果たし評価されても、国民生活に支障をきたすことはできなかったのがモンゴルの本音か。


 

2024年9月3日火曜日

見たくないか、石破vs野田の党首討論:本格派政治家の真剣勝負を

 今週、自民党の総裁選候補者が出そろう。政治とカネ問題、刷新感を要求される自民党で、今になって裏金問題にクリーンだった麻生派にも疑惑があったことが明るみになった。一方、埋没気味の立憲民主も代表選の候補者が出そろいそうだ。

自民で10人、立憲民主で3人ぐらいが立候補するだろうが、それぞれ20人の推薦人が必要ということは、国会議員の約半数がどれかの陣営に関係することになる異常事態だ。

派閥がなくなった結果というが、「今後のための名前売り」が主たる理由ではないか。

候補者が何と言おうと、推薦人の色によってどんな候補者かわかるのではないか。

しかし、私は自民は石破さん、立憲は野田さんがいいのではないかと思う。石破vs野田の党首討論を見てみたいと思うのだ。本格派政治家の真剣勝負の場にならないか。

2024年9月2日月曜日

NHK「メガクエイク巨大地震」を見て:予測はやっぱりGPS→ひずみ研究か

京大 西村教授が考えるブロック
ユーラシアプレートの下にふぃっりっぴん会プレートが
潜り込んでいるが、ユーラシアプレートでも地殻の動き
がまちまちで歪のたまりからプレートを細分化している。


 次の巨大地震はどこか?GPS、電磁波異常など研究では実用化を目指し実用に向けた確度が高まっているように思えるが、首都直下地震、南海トラフ巨大地震などの危険も迫っているようだ。先日は南海トラフ巨大地震の震源域内でM6.9が発生し1週間の巨大地震注意報が初めて出された。

初めてのことなどで徹底できなかったり、商売で損失を出したというニュースが目立つ。

首都直下地震も70~80%の発生確率でいつ起きても不思議ではない状況だ。一方南海トラフ巨大地震は2030年の中頃か、いやまだ200年後という説の出てきている。

そんな中で、NHKが特番を放映した。その中で京大西村教授の説は興味があった。

西日本のGPS観測で、地殻の動きから一枚のプレートではなく、さらに細分化されブロック化されるという。ひずみもそのブロック同士の境界で高まり、地震の震源になっているというのだ。

今回は出演しなかったが、測量学の村井先生もGPS解析から危険ゾーンを週刊誌に報告している。

GPS測量→ひずみの蓄積→地震発生震源というパターンは注目されるのではないか。

このデータに発生が危惧されている震源域を重ねた資料の公表を期待する。西村先生はまだ公表していないというが、HPなどで公表してほしいものだ。

このほかに能登半島地震などから液状化、杭の破壊による建物の倒壊も紹介されたし、スロースリップが次に巨大地震の震源になる研究も発表された。

一歩、一歩進展している感じだ。



2024年9月1日日曜日

9月1日、防災の日に思う:首都直下地震、南海トラフ巨大地震は何時?


朝日新聞 2013.7.18
東大地震研 瀬野先生の説を記事に


NHK朝5時のラジオニュースで、100年前の今日、関東大地震の発生を伝えた。1923年9月1日、11時58分、東京大学理学部地震研(?)の地震計が 大きく振り切れた。巨大地震の発生だ。地震発生の第一報は横浜港沖に停泊していた外国船からの「横浜で火災発生」だったそうだがすぐに「地震が迫っている」と訂正されたそうだ(東京都復興記念館見学より)。日本の通信施設のほとんどが破壊されたために外国船の通信になったらしい。

今日の朝日新聞、テレビ番組は防災の日をどう伝えているか調べてみた。

テレビ番組はNHKが「NHKスペシャル選 メガクエイク巨大地震 いつ どこ」、NHKスペシャル「巨大メガクエイク 見えてきた能登の全貌 軟弱地盤 首都直下 あなたの家は大丈夫か」の2つの情報番組が組まれていたが、他のテレビ局は台風10号関連が多い。

朝日新聞を見ると、

〇南海トラフ地震臨時情報周知「不十分」4割

〇臨時情報広がらなかった

〇南海トラフ地震 繰り返し起きた 平均117年間隔

〇インフラ浄水場 耐震化率 トップ石川県、最下位東京都

 トップの石川県がインフラで大きな被害を受けたことは皮肉だ。軟弱地盤が問題だったの

 か。東京は13.2%、断水率は26%で復旧に17日かかるという。

〇災害時トイレの備え VERTEX(広告)江戸川区 都心南部地震対策

首都直下地震もM7クラスが70~80%の発生確率と言い、いつ発生してもおかしく7ないという。帰宅困難者などの問題が大きい。

一方、南海おトラフ巨大地震発生は、専門家の研究で大きく違う。

南海地震の発生は2030年の中頃という京大鎌田先生の研究もあれば、200年先という東大地震研瀬野先生の研究が注目された。鎌田先生は四国の港湾の地震が発生し沈下から戻りの間隔から予測した。

一方、瀬野先生は今までの南海トラフ地震を発生メカニズムごとに検証し、宝永型地震(発生間隔350年)、安政型地震(発生間隔400年)に分類、次に起きるタイプ、それぞれの発生間隔から次は安政型地震で200~300年先と予測している。

しっかり検証された予測でどちらが正しいかなど言えない。できればゆっくり来てほしい。