2024年9月17日火曜日

今日の新聞を読んで(702):やっぱり安倍氏は日本の政治、経済をダメにした張本人か

 

安倍氏と旧統一教会会長の面談を伝える
朝日新聞 2024.9.17 


政治改革、裏金問題、旧統一教会問題が自民党の喫緊の課題出るが、総裁選での各候補者の議論は旧統一教会問題をスルーしている状況だったが、今日の朝日新聞2024.9.17ノトップ記事は「安倍氏、旧統一教会会長と面談か」と言おう記事を打ち、各候補者に旧統一教会問題はどうなっているのかと問う記事だ。

国民の政治不信を払しょくし「信頼を取り戻す」には党と教団の関係を検証することが第一歩と朝日新聞は主張する。

写真は2013年6月30日撮影とある。参院選の前で教会と面談し応援を依頼したのか。萩生田さん、岸信夫さんも映っている。この参院選で大勝し、安倍一強体制を築いた。

1年前の2012年、安倍さんは自民党総裁、総理としてアベノミクスの3本の矢、異次元の量的緩和、規制緩和などで我が物顔の政策を推し進めた。そして8年の間に数度の総選挙で野党の力をそぐ作戦に出た。

しかし、政治、経済面では日本をだめにする結果になり、その張本人が安倍さんなのだ。

政治面では、自民党、安倍一強体制を構築し、野党の力をそいだ。民主党政権を「あの民主党政権・・」と揶揄する発言を繰り返し民主党政権関係者を黙らせた。

経済面では規制緩和と言いながら既得権益を批判したが、新しく自分の関係する人間に新しい特典を与える結果になった。

量的緩和は市場にカネをばらまき、円高→円安、ゼロ金利政策で経営力の弱い中小企業を息つかせる結果になり今、経営力が問題になっている。

長いゼロ金利から「金利のある経済への転換」を目指しているが、転換し利上げと言っても0~0.1%ではゼロ金利と変わらない。今0.2%の政策金利だが、物価高の要因である米国との金利差を縮めるにはもっと利上げし逆にFRBは利下げする必要がある。

日銀の植田総裁は利上げを匂わすが、日銀副総裁らは否定する。総裁と副総裁では考えが異なってい折るのか。

この混乱は安倍氏のアベノミクスの悪循環なのだ。今、立憲民主の代表選ではアベノミクスを否定する議論と政策が提案されている。


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