自民党の政治とカネ、政治資金は国民から厳しい目で見られている。総裁候補者が何と言おうと改革は難しい。まず議席数を拮抗させ、政権交代を目指せ。民主党政権時はいろんなことpがあったが、安倍元総理から「あの民主党政権・・」と揶揄 されたが、決して悪くはないはずだ。
むしろ、安倍政権でのアベノミクスの異次元金融緩和は長いゼロ金利政策で企業経営者の能力を低下させた一方で、世界が日本の経済に注目し始めたことと相まってアベノミクスの成果と勘違いさせ、今、日銀は金利のある経済を目指し四苦八苦している。民主党政権の方が安倍政権より真面なのだ。
民主党政権時の関係者は「失敗」とみるべきでない。
当時は自民党政権も民主党政権も1年ごとの首相交代だった。「いつ解散総選挙か」が合言葉だった。
下野した自民党に代わって小沢さんの活躍で政権交代を果たした。小沢さんが鳩山さんに「やるか」と聞き、鳩山政権が誕生した。
事業仕分け、普天間移設計画では県外、子ども手当、高校無償化など今の自民党政権の政策を掲げたが、財源の確保ができないままの大風呂敷になった傾向がある。事業仕分けで無駄遣いが出てくるかと思ったが、そうはいかなかった。
鳩山さん小沢さんが表舞台から去り、市民運動家出身の菅さん総理に、当初は高い支持率を得た。消費税増税、低所得者対策で参院は民主党政権が敗れ、ねじれ国会になった。悪いことに3.11東北地方太平洋沖地震、津波で福島第一原発で事故が発生、冷却水不足は自衛隊が出動し上空から散水した。
菅総理は浜岡原発の停止を中部電力に要請、脱原発依存へかじきりをした。「小沢さんはしばらく黙ってほしい」とコメントしたことで支持率を上げたこともある。
そして、野田総理の誕生だ。復興庁を発足させ、消費税増税、財政規律のスタンスだった。また、尖閣諸島を東京都が買う動きを見せたので国が買うことにした。定数削減の政治改革にも動き、安倍さんとの党首討論で「定数削減を約束してくれれば16日解散します」と発言し解散に打って出た。
「前に進むか 後退するか」の選択を国民に訴えたが、国民は後退を選んだのだ。
民主党は財源の確保もないままに大風呂敷の政策を訴えて、窮地にかかり国民の信用を失った。今、自民党総裁選を見ると小泉、茂木候補の政策は現実から外れていないか。人気取りの大風呂敷と思える。
一方、立憲民主の候補者は政策で現実主義をとっているように思える。立憲は議席を拮抗させ、政権交代の一歩を踏み出せ。
ところが小沢さんとの権力の二重構造が出てきて、小沢さんが関係者を引き連れて官邸に乗り込み「これが民意だ」と訴えたことがある。
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