2011年6月18日土曜日

東京おもちゃショー2011:究極の「おもちゃ」を見つけたと思ったが































学生時代に、「究極のおもちゃは飛ぶことの出来るハエだ」と言われたことがあるのを覚えている。一見そう見える「おもちゃ」を今開催されている「東京おもちゃショー2011」のブースで見つけたと思ったが、残念ながら違っていた。

18日、有明の東京ビッグサイトで開催されている「東京おもちゃショー2011」に行った。今年は「おもちゃで世界を笑顔に」がキャッチフレーズで、癒し系の「おもちゃ」から、時代にあったハイテクな「おもちゃ」まで100企業以上の出店だ。

「飛ぶ蝶々」と見間違ったのは、イメージミッション木鏡社が出店していた「ソーラーバタフライ」だった。ソーラーパネルの付いた支柱の周りを蝶々がハネをバタバタさせながらぐるぐる回っている。近寄ってよく見ると支柱の上から出た極細のワイヤで蝶々が吊されている。遠方から見ると飛んでいるように見える。

担当の人に聞くと種明かしをしてくれた。残念だが究極の「おもちゃ」は出来ていなかった。飛ぶホタルが出来れば、夏の夜部屋を暗くしてお尻の光りを点滅させながら飛ぶのを見ると癒やされる気がする。

今、世の中はエコがはやりだ。「おもちゃ」も乾電池やソ-ラーではなく、発電機を積んだ「手ころがし発電」で後ろのタイヤで発電する「エコロ」が、メガハウスから出店されている。パトカーなら、光り、サイレンが鳴るハイブリッド・ミニカーだ。「おもちゃ」大賞優秀賞を受賞している。

ブロック遊びも、ただ組み立てるだけではない。新製品の「コアユニット」「コアカード」を組み入れることによりサイレン音、打ち上げ音、飛行音、プロペア音が出せる。コードの入力は○、△、□のボタンを押せば良い。ブロック遊びも一団と面白くなっている。ダイヤブロックの製品だ。

癒し系としては、「爆笑ペット」が面白い。サル、パンダなどのぬいぐるみが笑いながら転げ回っている。ついつい釣られて笑ってしまう。今の世の中笑うことも少なくなっているが、このぬいぐるみを触りながら一緒に笑う。

もっとゆっくり見れば、面白い、時代を反映した「おもちゃ」、開発者の思いも感じることが出来るのだが、見学も大変な仕事だ。

私達の子供の頃は、車も材木、丸太を集めて作り坂道を転がして楽しんだモノだ。作る楽しみ、喜びがあった。

今は、「おもちゃ」を使って遊ぶ楽しみ、喜びだ。飽きられないように工夫する開発者の努力も大変だろうと思った。

写真一段目左:ソーラーバタフライ

写真一段目右:おもちゃショー会場 2011.6.18 有明 東京ビッグサイト

写真2段目:エコロ

写真3段目:コアブロック

写真4段目:爆笑ペット

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