2026年7月30日木曜日

令和8年熊本地震から考える:震源域は中央構造線断層帯で東に移動か

 

朝h魏新聞 2026.7.30
令和8年熊本地震の発生断層と
日奈久断層上の地割れ

今世紀の自然災害は9世紀の災害発生に酷似していると専門家は指摘しているが、今回の熊本地震は10年前に布田川断層が活動した、「割れ残り」が日奈久断層で発生したものだ。869年にはM7.0の肥後国地震が発生しているので9世紀の酷似している見方は間違ってはいない発言だ。

イオンモールデノ爆発事故も関連し多くの犠牲者および被災者が出ているようだが、心からお見舞い申し上げます。

熊本地震での被災の状況をテレビで見ると10年前の被害状況と似ている。10年の間に被害に対応する施策がされていると思うが、十分だったのか、検証も必要だ。

そして、その間に地震予測手法も開発されている。地殻変動でデータ、電離層前兆予測(OHBシステム)などは今回何らかの予兆があったのか。今後の発表に期待したい。

10年前の熊本地震とわせて対応を侮ってはいけない。日本全国で共通する災害が存在するのだ。

10年前の日経新聞は中央構造線断層帯にかかわる
説明をしている。その説明文に筆者が大鹿村
中央構造線記念館と諏訪湖から群馬県に延びる
構造線を書き加えた。大鹿村では中央構造線上に
記念館がたっており、断層面が表示されている。
その真下ではリニア新幹線の最難関工事が始まる。ろ

10年前、日本経済新聞が指摘(上図)したように熊本地震は中央構造線の西の端に位置する。ここを発火点に巨大地震が東に震源域を移していくことが考えられる。そのところどころでは重大な災害が予想できるのだ。

別府島原地溝帯ー佐田岬・伊方ー四国から近畿ー和歌山愛知ー日本中部ー諏訪湖ー群馬県下仁田ー高崎ー鹿島灘の日本海へ中央構造線が走っているのだ。

佐田岬・伊方では原発が稼働している。瀬戸内海も安泰ではない。最近では瀬戸内海の広島付近に活断層が見つかっている。近畿では、今副首都構想が話題になっているが、大阪は上町断層が危険視され、水没を免れるのは大阪城付近だという。後は水没の危険か。

中部地方の中央構造線では大鹿村などのリニア新幹線の存在がある。大鹿村ではリニア新幹線工事の最難関トンネル工事は始まろうとしている。巨大な破砕帯をどう切り抜けるか。

諏訪湖では糸魚川―静岡構造線と交わる。松本付近では地震が多発している。ここから群馬県下仁田、高崎、そして下って太平洋に延びる。埼玉県内には地震多発地帯がある。高崎から首都圏へ断層帯が存在する。柳瀬川断層帯だ。

このほかに首都直下地震、南海トラフ巨大地震、さらに北に行くと日本海溝沿いの岩手県沖地震、青森沖から千島海溝沿いに巨大地震に発生が危惧されている。

首都直下地震は発生確率が高いが、今だ発生していない。日本ばかりでなく世界にも大きく影響するが被害は想像もできない。

日本はどこに住んでいても安全な場所はないのだ。

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