2011年12月3日土曜日

千葉県南部地震:同じ場所で深さを変え3度揺れ



12月3日早朝、グラグラっと揺れを感じたが、すぐ止まった。NHKおはよう日本のニュースで千葉県で3度続けて地震があったことを知り、気象庁の地震情報を開いてみた。

12月3日、発生時刻は、午前5時59分、6時07分、6時45分の3回、震源はいずれも千葉県南部(北緯35.5度、統計140.4度)で、震源の深さが20km→30km→20kmと変わっていた。地震の規模も最初はM5.2で震度4、2回目がM4.4で震度3、最後がM3.3で震度は2だ。

千葉県の房総沖は巨大地震の発生が危惧され警戒されているが、内陸のこの辺はどうなのか。同じ場所で、深さを変えて発生しているのに興味がある。「地震列島ここが心配(朝日新聞2001.5.16)」によると、ここより少し南に断層帯があり一通の調査は終了したという。

断層原因説からすると、地震の震源は断層「面」だ。しかし、気象庁は緯度、経度、深さの地下の「点」で表している。断層面の上で最初にずれ動きが始まった点が、最初に地震波が出発した点だという。

今回は、地下20kmで始まり、8分後に地下30km、その38分後に再び地下20kmでズレ動きが始まったことになる。

チョッっと気になったので記事にした。

写真:千葉県南部地震 気象庁地震情報より

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