2010年1月13日水曜日

小沢さんの土地取引の疑惑を確信した


小沢さんは、検察と駆け引きをしているのだろうか。12日の会見は「意図的の法律に反するようなことはやっていないと信じている」と贈収賄疑惑を否定している。

 単なる形式犯で、ミスを訂正すれば解決すると主張するのであれば、どう訂正するのか説明出来るはずだ。それが出来ないと言うことは逆に「容易に説明出来ない」何かが裏にあると言うことを確信できる会見であった(親小沢派は別として)。

政権与党の幹事長であり、国会議員である前に一人の国民である。一般国民はやらない「駆け引き」をしているとすれば言語道断である。私達の代表者としての資質に欠ける。

 今までの小沢さんの政治資金規正法違反事案に関する報道は、検察側の情報であったとしても、カネの流れには小沢さん本人の承諾、署名などがいったはずだ。本人が一番事情を知っているとしか思えない。

 どうすれば小沢さんの疑惑を解明できるのか。

 元秘書の石川さんや大久保さんを再聴取すると言うが、関係事務所などの家宅捜索を早くやらなければ、重要資料が隠され、ますます解明がしにくくなるのではないか。おまけに通常国会を目前に控えて、国会議員の不逮捕特権も小沢さんや石川さんに利する。

 小沢さんは多忙そうだが、参院選候補者の掘り起こしや囲碁の対局が政治資金疑惑解明に優先する仕事なのか。

 小沢さんは、12日群馬県高崎市で、小寺前群馬県知事を参院選比例区で立候補を正式に表明する記者会見に同席した。私も県知事選では小寺さんに投票してきたが、こんな小沢さんに評価された候補者を今回は支持することは出来ない。

 しかも小寺さんは、八ッ場ダム建設で地元推進派と協調し推進した県知事だ。川原湯地区の移転先に行くと、墓地も移されていて対策委員長だった萩原好夫さんの墓に書名されている。それなのに、建設を中止する民主党の公認を受けるなんて有権者にどう説明するのか。

 知名度があれば票が取れる小沢さんの候補者選考基準に納得がいかない。節操のない小寺さんにも失望する。
 小沢さんは、最優先で地検の疑惑解明に応じるべきである。

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