高速道で異物が刺さりパンク事故 |
高速道での事故は死亡など大事故に結びつくと注意喚起されているが、その一歩手前のパンク事故を初めて経験した。夜間ではあったが幸いにも環八から関越道の練馬ICから入って新座料金所手前で比較的広い路肩があったために本線から比較的離れた場所で作業することが出来た。
料金所の700m程手前でバーンという音がして車の後部が異常振動を始めた。最初は何が起こったのか分からなかったが車の流れが途切れるのを待って路肩に車を寄せて止まった。パンクだ。タイヤも熱くなっている。出来るだけ本線から離して止め直した。
ハザードランプを付け、トランクを開けると三角停止板がでる。それだけでは不足のようで車に積んでいた緊急時に安全ベルトを切るカッター付きで赤の点滅ができる懐中電灯を車から離して置き、スペアータイヤとの交換作業をした。
一番心配したのはボルトを緩めることが出来るかどうかだったが、正規のトルクで締め付けてあったので備え付けの工具で緩めることが出来た。工具に足で立って体重を乗せても緩めることが出来なければJAFを呼ぶしかないのだ。
スペアータイヤ交換が終わって東京へ帰るためにUターン出来る場所を探したが料金所手前でもダメで、一度料金所を入って最初の所沢ICで出て再び入り直し東京に帰ることにした(Uターン出来ないのは当然の話で、すでに高速道に入っていることになるのだ)。
翌日、知り合いのタイヤショップでパンクの具合を確認した。溝の部分に比較的大きな異物が刺さってバーンと一度に空気が抜けたようだ。その異物も空気が抜けると同時に飛んでいったようだ。
空気が抜けたまま70kの速度でしばらく走ったのでホイールに変形が出来ているかと思ったがバランスチェックで異常は無かったようだ。
今回はたまたま広い路肩が利用できたのが幸運だったが、作業している背後を高速で車が通過するのは不気味だった。
高速道での事故は後続車にどうやって知らせるかが問題だ。ハザードランプ、発煙筒もあるが、たくさん白いタオルを用意しておき、白線替わりに事故車から離れるよう誘導する方法が一番効果があると以前にテレビ番組で検証実験していたのを覚えている。
一つだけタイヤショップで注意されたことがある。正規の空気圧は2.2k(?)だが、今回測定すると1.6kに減っていた。新しいタイヤを履いて6ヶ月しか経っていないが減っているのだ。「1ヶ月毎に空気圧のチェックに来てください。無料ですから」と言われた。
車を乗る前には必ずタイヤを足で蹴って空気圧がどうかチェックしていたが、それでは不十分なのだ。
車の足回りは大事だ。今回は重大な事故には至らなかったが良い勉強になった。
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