2018年1月1日月曜日

今日の新聞を読んで(130):安倍長期政権で民主政治が確保出来るのか

安倍政権は6年目に入る。自民党総裁3選を目指せば長期政権になるが本当に安倍政権で民主政治が確保されているのかは甚だ疑問である。国民のためというより自己都合でワンマンな政治をやっている。森友、加計学園事件でも分かるようにあれだけ悪事を働きながらどうして失脚せずに政権の座につけるのか。

新聞では国政選挙が頻繁に実施され場当たり的政治だと指摘する。安倍政権になって5年、既に5回の国政選挙をやっている。1年に一回の割で、中には強引な選挙も2回あった。度を過ぎると民主政治の健全さが失われると危惧している。

長い時間軸の中で政策はどうなっているかと言うことだ。

しかしそんな安倍政権を誰が支持しているのか。

投票率が高いのは若者、高齢者らしい。若者は就職率も向上し雇用も改善している。自分たちにとっては十分に政権は答えてくれていると思うし、高齢者も株などで儲けている。

社会保障は高齢者にとっては医療費を始め負担増だが将来の財政再建のためには我慢すべきだと思っている。

若者には結婚、子育て、住宅問題など社会不安はあるが、今、安倍政権は野党の政策のパクリをやっているので野党を支持しなくても何とかなる。

でもやっぱり安倍総理が選挙を重用するのは今の小選挙区比例代表制の欠点を生かしたポピュリズムを利用し勢力拡大を狙っているのだ。

価値観の多様化した政治にあっては小選挙区よりも以前の中選挙区制がいいと思うのだが選挙制度改革が政治課題には登っていない。



0 件のコメント: