2018年1月30日火曜日

今日の新聞を読んで(132):「弱いドル」か「強いドル」か

またトランプ大統領と財務長官で意見が分かれた。今度は為替問題だ。ダボスでムシューシン財務長官が「弱いドルは明らかによいこと」発言したが、トランプ大統領は「ドルはドンドン強くなるだろう。最終的に強いドルになるのを望んでいる」と発言し円が乱高化した。

「弱いドル」は円高ドル安で米国の輸出では良いことでトランプ大統領も当初は望んでいたのではないか。

一方「強いドル」は円安ドル高で米国の輸出は困るだろう。なのに何故、今「強いドル」発言をしたのか。

発言の前後の状況を考えないとトランプ大統領の本音は分からないのだが、またまた閣内不一致をさらけ出したのか。

為替は108円から109円台に円安に動いた。為替が頻繁に変わる事はいいことだとは思わないが日本企業にとっては110円台が望ましいのか。

為替は安倍政権のアベノミクスの好循環のシナリオにも影響する。

トランプ大統領は「オレの方が上だ」と言う事をコメントしただけなのか。


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