2018年1月12日金曜日

国会改革:安倍総理が国会出席を嫌がっているだけでは

自民党は国会改革を急ぐと言うが、安倍総理が嫌なことばかり質問されるので国会出席を嫌がっているのではないか。そして今後は厳しい政策論争が予想され答弁に窮すれば政権は持たないことぐらい誰だって分かっている。

考えようによっては国民の知る権利を制限するものであり批判されるのではないか。

新聞報道によると、党首討論は一回も開かれなかったが、安倍総理の国会出席は112回、370時間で英国の46回、50時間と較べても多すぎ、外交に支障を来すし総理の負担が大きいと言うのだ。

質問時間も与党の時間を増やし、野党の質問を減らす手にでた。ヨイショ質問を増やし、厳しい追及を避けようとしている。

でも野党の質問が続くのは安倍総理の答弁が的を得ていないから納得できずにダラダラ続いているのではないか。出席時間の中で安倍総理の答弁はどの程度の時間だったのか。

改善すべき点はある。

野党議員が総理の出席を要求しているから出席しなければならないのだろうが、各野党の質問者が同じ質問を繰り返すのではなく、調整して集中的に質問できないのか。たとえば森友、加計学園疑惑では皆同じ質問をしており、NHKの国会中継を聞いていてもうんざりする。

野党の追及効率が悪い。

そして質問も独自に調べた資料に基づくのではなく、週刊誌や新聞で報道された内容の繰り返しだ。そういう質問は避けようと決まっていたようだが、取材源がなく困るだろう。

昔は社会党に爆弾男という議員がいて恐れられていたが、最後は隠しカメラでやらせのようなことをやって失脚した。

そして、与党の「ヨイショ」質問は総理にとっては耳触りが良いが、内容がない。議席数が多いのだから総理を応援している事になる。

これからは厳しい政策論争が続く。憲法改正、アベノミクスの是非、中国、北朝鮮問題、対米追随外交の是非、2%物価目標、脱デフレそして夫婦で悪巧みをしている森友、加計学園疑惑など安倍総理にとってはまずい問題ばかりだ。

チョットでも対応を間違えれば政権は倒れる。国会に出たくないのだろう。


そうであれば自ら総理を辞任したらどうか。安倍さんが総理でなくても良いのだ。多くの国民はそう考えている。

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