北の平昌オリンピックへの合同チーム提案は米朝関係に楔を打ち込むためにオリンピックまで利用する政治的強かさを見せつけたが、2020年の東京オリンピックでは日本政府を揺さぶる手にでる可能性も十分にありそうだ。今から右往左往する姿が垣間見える。
政治的に中立だと思っていた平昌オリンピックが金正恩委員長の提案で北朝鮮との合同チームの結成に至ったが韓国・文大統領の南北融和策も相まった功名心にも呆れかえる。
IOCも例外として南北融和に協力するらしいが、将来の統一などできるはずはなく、一時的な休戦状態を作るだけだ。トランプ大統領もオリンピックと言うことで手は出せない。
新聞も融和より選手置き去りの政治決着と批判する。
これが東京オリンピックだったらどうなるか。北が制裁強化の日本政府に揺さぶりをかける絶好のチャンスなのだ。今回の平昌オリンピックは韓国が舞台なだから何とかなったのだろうが、これが東京だったらどうなるか。
組織委員会、東京都、日本政府が核ミサイル、拉致問題を抱えてどうするか。IOCだって強力に推進することはないだろう。更には安保理決議の履行もある。
安倍総理だって今回の平昌オリンピックへの参加が注目されている。対北政策、慰安婦問題、文大統領の対日政策と難問山積で不参加では政治的とみなされるし、参加では国民がどう考えるか。
北は強かだ。うまいところを突いてくる。その手に乗った負けだ。
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