製品のことに関してメーカーに電話すると、「この電話は録音されています」とアナウンスがあり、担当者が出てくるので「用件」を話すと、「担当者にお繋します」というと、本当の担当者(?)が出てきて、用件が進む。
今は、人件費節約で、こういうコールセンターが流行っているのだろうと思ったことがある。
ところが、朝日新聞(2024.8.14)で「AIは同僚、部下、上司」のタイトルの記事が目に付いた。「AI抜きの社会は存在するのか」と考えてみたが、今後の社会はAI抜きでは考えられない。
AIというと、ネットワークに接続し、コンピューター上で動作するプログラムで動く装置(機械)のことか。
新聞ではだんだん人手が不足してきたコールセンターの仕事をAIの協力でお客様と対応する事例が載っていた。30年以上にわたり、数十億件の事例を土台に人間が担当する仕事の負担を軽減する事例で、電話とのやり取りに画面の右上にアドバイスの画面が出て、担当者はその助言に従いお客と対応するのだ。効果も大きい。
技術や生産性の向上にも役立っている。
ところが技術の高い人間にとってはAIは部下のようなもので利用できるが、技術や知識の低いものにとっては効果も大きいが、上司であることに危機感もあるようだ。だから担当者のスキルにより効果が違ってくる。
今の社会はコンピューターなしでは成り立たない。そのコンピューターには人間が判断できるすべての条件がプログラムされている。だからいったん故障でもすると組織がやっていけない支障を生じる。
コンピューターがダウンすると金融機関、交通機関の切符の販売ばかりでなく運転運行まで支障が生じる。病院では検査結果のチェック、カルテの記入までできない。スーパーではレジの業務に支障を生じる。
プログラムは常に新しいものに更新する必要があるが、この更新時に異常が発生しやすいのだ。
余りAIは好きではないが、共存することが必要なのだ。
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