8日の日向灘地震発生でM7.1だったために基準M6.8を超え、専門家が検討した結果「南海トラフ地震臨時情報」で「巨大地震 注意」が発せられ、1週間は警戒が必要という。初めてのケースで関係者は右往左往か。しかし対応が見直されるいい機会にもなったのではないか。
m6.8以上になると気象庁は有識者検討会が開催され評価が発表される。M8以上の「半割れ」の危険がある場合は「巨大地震警戒」、M7以上の「一部割れ」、「ゆっくり地震」の恐れがある場合は「巨大地震注意」そして何事もない場合は「調査終了」となる基準が決められ、今回は「一部割れ」の危険もあり「巨大地震注意」になったのか。
しかし、新聞報道での気象庁、京都大の「地下変動」の見方に違いがないか。
気象庁は、南海トラフ地震を引き起こすデータは観測されずという。地下ひずみデータにも揺れによる変化はあるが、普段の変化とみる。日向灘伊東のプレート境界での巨大地震の兆候はないというのだ。
一方、京都大地震研究所は、プレート内の一部に割れがみられ、そのズレが周囲に広がっていくと巨大地震の可能性があるという。四国沖から東ではM7~M7.6が短い間隔で繰り返し起きておりそれがひずみの解消につながっているというのだ。
気象庁の観測より、京都大の見方が正しい気がする。
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