E=mc2より |
私たちはアインシュタインがE=mc2 を公表して以来、原爆製造に大きくかかわっていたと考えていたが、実情は違うようだ。1952年、日本の新聞への回答として「原爆製造にかかわったのはたった一度、ルーズベルト大統領への手紙に署名した時だ」という(E=mc2 デイビット。ボタニス著 早川書房 2009.7ノ注釈)。
朝日新聞に「核開発の重要性説く、アインシュタインの手紙」という記事が掲載され、手紙の下書きがオークションに出品されるというのだ。
朝日新聞に載った記事 |
その手紙によると、「ウランの連鎖反応をりようして非常に強力な爆弾を製造できる可能性がある」と指摘している。これによりルーズベルト大統領はマンハッタン計画の委員会を結成したというのだ。
原子物理学者は原理的にはE=mc2によって要約された総体的な事象の発生を全く意識しなくても専門技術は開発できるはずとみられていたのだ(注釈)。
しかしアインシュタインは自分の関与をずっと弁解していたというのだ(注釈)。
しかし、アインシュタイン、オッペンハイマー、ルーズベルトが居なかったら、広島、長崎の惨事はなかったのだ。
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