低金利で銀行の経営も大変ならしい。私の住んでいる東京でもメガバンクの支店の統廃合が目に付く。ATM だけ残し、近くの支店に統合だ。不便さはある。電車で一駅という場合もあれば、自転車あるいは年配者だとタクシーだ。コンビニも金融機関と提携しているので出し入れは問題ないか。
ところが地方銀行で「隔日営業」するところが増えたという。銀行が平日に休業できるのだ。銀行法施工令改正で可能になったという。
ところが地方に根ずく信用金庫などは銀行間の統合はあるが、支店などの統廃合はなさそうだ。
何か経済危機になったらまず裏で儲けた銀行が助けられるが、国民は犠牲になる。何かにつけ銀行は悪だくみで儲けたのだ。それで大変な時になると政府はいの一番に銀行を助ける。メガバンクはつぶれないというのだ。
著名な経済学者であるガルブレイスが言う。
現在の経済システムでは真っ先に救済の対象になるのは経済危機をもたらした張本人たる銀行家や実業家であり、不況の被害をまともに食らう人々は後回しにされる(世界の知性が語る21世紀 S.グリフィスス編 岩波書店 2000年11月)。
経営に失敗した銀行家や実業家はつぶれればいいのだ。
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