2010年11月7日日曜日

菅総理はAPEC後、速やかに記者会見を


菅総理は、APEC閉会後速やかに記者会見を開き、内外政ともに難しい局面にどう取り組もうとしているのか国民に説明すべきである。国会は勿論のこと、民主党内でも菅政権のやり方に批判が続出し、そのマニフェストの整合性も危なくなってきた。

尖閣ビデオ流出事件は、民主党政権に「NO」を突きつける格好になった。守秘義務に違反した犯人探しよりも、対中戦略の検証が重要だ。

仙石官房長官の定例会見だけで対応するには、余りにも国民を軽視している。攻撃には強いが、守勢には弱いと言われている菅総理であるが、どう考えているのか聞いてみたい

雇用、景気対策と補正予算、APECとTPP、対中戦略と尖閣ビデオ流出事件、領土問題、「政治とカネ」での小沢氏国会招致など重要課題が山積している。おまけにマニフェストの整合性に係わる問題も出てきた。

更には、今後の政局運営に当たり、どういう勝算があるのか。何の展望もなく行き当たりばったりでやっているわけではないだろう。

内閣支持率に拘るのも問題であるが、このまま行けば支持率は最悪になるだろう。今までもメデイアに相当こき下ろされていたが、求心力がなくなったとメデイアが騒げば、外国政府はどう考えるだろうか。

民主党政権の行き詰まりは早ければ12月、遅くても来年3月頃と見られている。春の統一地方選が惨敗なら民主党政権は持たない。

重要な節目だ。記者会見でしっかりした姿勢を見せるべきだ。


写真:どういう舵取りをするのか菅官邸

0 件のコメント: