2010年11月24日水曜日

家電量販店LAOX銀座進出:そう言えば、昔は百貨店で家電を扱っていた


中国資本の家電量販店LAOXが、銀座に進出したという。20日には、オープニング・セールを目当てに長蛇の列が出来たとメデイアは報じた。

銀座は今、ファーストファッションなどが席巻し、高級ブランドのイメージが薄れつつある。LAOXが入る「MATUZAKAYA GINZA」には、フォーエバー21も入っている。だが、まだ日本一の商業地であることは間違いない。観光客で訪れる中国人もターゲットにしているようだ。

「中国資本が銀座まで進出してきたか」という感じが強く、翌日行ってみた。

考えてみれば、昔はデパートでも家電製品売り場が設けられ、家庭の電化に貢献していたが、いつの間にかテレビ、冷蔵庫、洗濯機などが去っていった。

訳は何だったのか。専門の電気店が増えてきたためか、お持ち帰りがほとんどのデパートで、重量物の流通に問題があったのか。

松坂屋銀座店の6Fに上がると、ラオックスの売り場がある。広いフロアの一部を使っているようだ。出入り口には記念品が愛っていると思われる紙袋が山積みになっていた。どうしたらもらえるのか分からない。案内も低調だ。

商談らしき風景も見られたが、大方はオープニング・セールでの安売り目当てか。

兎に角、売り場面積が狭く、従って品揃え画布十分だ。パソコンだって26種類しかおいていない。値札も付いているが、安いのかどうか判断が出来ない。他店で調べて来なくては比較できない。デパートの商売にやり方で表示にも制限があるのか。

中国人観光客はめっぽう減った。街中屋店内でデジカメを構えている姿を多く見てきたが、今日は目に付かない。

これでは、中国資本恐れるにたらずだ。家電量販店も競争が激しい。郊外型の大型店から交通の便の良い商業地にも集中してきている。女性や高齢者にとってはデパートでの販売は便利になったかも知れない。

注目してみよう。
写真:マツザカヤ銀座店に進出した家電量販店のLAOX 2010.11.21

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