9日 安倍総理記者会見 2013.12.10 テレビ朝日 スクランブルより |
確かにNHKの国会中継を聞いていると、安倍総理は「丁寧な説明を・・」と盛んに答弁していた。しかし、その一方で森担当大臣の答弁は二転三転、究極は安倍総理の唐突な第三者機関設置構想だ。野党からの不備追及で出て来た内容で中立が担保できるかというと不確かだ。
特別委員会で審議している裏で、自公、みんな、維新の会が修正合意が企てられている異常な国会だった。
あまりのデタラメさに、委員会室では野党議員から激しいヤジが飛び交う。それを受けて安倍総理は「静かに聞いてください。今説明しているんですから」とヤジを制する。
更に「国民の皆さんは真意を知りたがっている。知る権利を侵害するんですか」ともいう。安倍総理に言われたくない。
安倍総理は「そういうことは断じてない」というが、「秘密の範囲が広がらないか」「知る権利、報道の自由が侵されないか」「日常生活が脅かされないか」という危惧は募るばかりだ。
「日常生活が脅かされる」という発想はどうして出てくるのか。反対のために煽っているのか。昔はそういうこともあった事を考えると、無碍に否定も出来ない。
誰のために急ぐのか。
当然、国民の安全、生命財産を守るため情報を一体的に管理しないと海外から重要な情報が入ってこない為だろう。アメリカからも要求されている。
でも、大事なのはギブ&テイクではないのか。日本が関連国に如何に重要な情報を発信することが出来るかどうかではないのか。
時の政権、官僚の言いなり、使い勝手のいい特定秘密保護法であってはならない。施行まで1年あるから説明を尽くすと言っても、知らぬ間に施行されている状況に持って行きたいのではないか。
安倍総理の暴走にブレーキをかける野党の存在が今こそ要求されるのだ。
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