2013年12月22日日曜日

東京都知事選:政党の人気・知名度重視、メデイアの安易な報道に迷わされるな

東京都知事選候補での政党の人気・知名度重視、メデイアの安易な報道に迷わされず、しっかりした人材を選ぼうではないか。こういう風潮にしたのは他でもない人気投票をやる有権者自身であり、馬鹿にされていると思わなければならない。

東京都知事の投開票が2月上旬になりそうだ。準備期間が短いことで各政党は安易に知名度、人気度で勝てる候補を選び、メデイアはそれを助長する報道を繰り返すだろう。

東京都は6兆円を超える巨大な予算と行政機構を持っている。有権者数1050万人、投票率から考えると約600万人が投票する。そのうち人気投票的なことをやるミーハー票が160~170万票あると言われる。

地域のコミュニケーションも希薄、政治不信、無関心から浮動票が増加しているらしい。

しかも、誰が知事になっても都庁の官僚がしっかり行政を推進している。だから「オリンピックの顔」を選び、行政は副知事に任せれば良いと言う有権者を馬鹿にした話もあることを忘れてはならない。

石原さんはカリスマ知事として人気があったようだが、登庁は週に2日、日常の仕事は副知事や特別秘書がやっていたという。それを聞いた候補者が公約で「私は毎日登庁する」と言ったほどだ。表向き立派に見える都知事も裏では何をやっているか分からない。

確かに、詳細なマニフェストなど期待出来ないが、やりたい基本的政策は示さなければならないし、その是非で有権者は知事を選ぶべきだ。

青島さん、石原さん、猪瀬さんを選んで何か良くなったことがあったか。

候補者は何がやりたいかの基本政策をしっかり訴え、有権者は政策で決める選挙をやってみないか。

政党や候補者に馬鹿にされてはいけない。


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