何とか籾井NHK会長を辞任に追い込めないか。籾井さん自身がNHK会長に向いていないことを分かっていないことがNHKの不幸の始まりだ。記者会見での「政府が右と言えば右、左と言えば左」発言は誰が考えても政府寄りのスタンスを取ることが分かる。
前任者が「政権との距離の取り方に一番気を使った」という意味の述懐をしておられたことを考えても異例の発言だった。
先日のテレビで民主党議員と何かの会議をやっていて今までの籾井さんの発言(たとえば理事全員から辞表を提出させたことがあるが民間企業でもそういうことはあるのかと問われたとき)に対する批判が出たときに「くだらん」と言って退場する姿が映し出されていたが、国会議員は私たち国民の代表だ。国民、NHKの視聴者の代表に向かっての発言とは思えない気がしたものだ。
籾井さんの発言は国民や視聴者側でなく、自分を選んでくれた安倍政権側に立って発言しているのだ。以前のメデイアの報道では麻生さんが菅さんに同郷で三井物産の役員だった籾井さんをNHK会長に推薦したことで決まった人事だという.麻生さんだってNHK会長という公共放送の意味を十分に考えず安易に紹介したのではないか。
問題発言を繰り返すと「真意が伝わっていない」と弁解を繰り返す。経営委員長から注意も受けているようだ。
NHKの番組の内容まで首を突っ込んでいるのではないかとみられているが本人は否定している。
最近では5日の記者会見で戦後70年の番組で従軍慰安婦問題を扱う可能性に関して聞かれたとき、「政府のスタンスがまだよく見えてこない」などと発言していたが、このことについて浜田経営委員長が真意をただしたが籾井さんは「言いたいことが正確に伝わっていなかった。慎重に検討しなければならないと言うのが真意」と弁解したそうだ(読売新聞2015.2.20)。
いつも自らの発言に同じような弁解を繰り返しているのだ。
確か経営委員だった百田さんが再任要請を蹴って辞任した。自分が向いていないことを自覚してのことだろう。皆ホットしているはずだ。
願わくば籾井さんも自ら向いていないことを自覚し辞任して欲しいものだ。
NHKニュースウオッチ9のキャスターの大越さんも原発問題の発言に対して官邸からクレームが付き3月末で降板するらしい。今、ニュースウオッチ9を見ていても大越さんの覇気はない。
本来であれば、籾井さん自身が体を張って官邸からのクレームに抗議すべきではなかったのか。それがNHK会長の責務である。
テレビ朝日の報道ステーションも官邸からクレームが付いているらしい。古舘さんも抵抗しているようだがいつまで持つか。
自らを律することも出来ない籾井さんにNHKの会長は向かない。一日も早く辞任すべきだ。
「プロジェクトX:籾井NHK会長を辞任させよ」だ。
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