オバマ大統領が辞任間際にロシアのサイバー攻撃に業を煮やしロシア外交官35人を追放したが、プーチン大統領は様子見だ。トランプ次期大統領が親露とみられているためだが米国は外交の一貫性が保てるか。
アメリカの外交が試されているのだ。
今回のクリントンvsトランプの米大統領選ではロシアは強行策のクリントンの民主党システムに情報操作で食い込みクリントン不利、親露のトランプ候補有利のサイバー攻撃を行ったという。
FBIも認め、以前からニュースとして流れていたが、トランプ外交に一抹の不安を抱えるオバマ大統領が外交官追放の手に出た。トランプ次期大統領を牽制したのだ。
これに対してトランプさんは情報機関と聞き取りするという。
新聞報道によるとロシアも対抗してラブロフ外相が米外交官35人を追放する処置に出ようとしたがプーチン大統領は認めず、トランプ次期大統領の撤回に期待しているらしい。
しかし、制裁措置を撤回することは誰が見ても大変な事だ。
米国外交の一貫性が保てるのか。米国内の反響は? 主流派からはかけ離れていると言われているが共和党内にも強行論があるという。
安倍総理は対ロ経済制裁など脇に置いてプーチン大統領と会談を重ねている。平和条約締結、北方4島問題解決が頭にある事は確かだがオバマ大統領は懸念しているだろう。
トランプ次期大統領の対ロ外交次第ではプラスにもなるしマイナスにもなるが、当面は進展は見られず経済開発でカネをせびられて終わりの運命だろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿