2016年12月5日月曜日

今日の新聞を読んで(34):プーチン大統領は安倍総理を手玉にとるのか

朝日新聞  2016.12.4
ロシアはここまで縮んだのか。大国の面影は全くないが、プーチン大統領は安倍総理を手玉にとり極東開発でカネをせびり、北方領土問題などを解決するつもりはないのだ。それでも安倍総理は郷里の山口県に招き日ソ会談をするという。

冷戦時代のロシアの面影はなく、新聞報道によると人口は14000万人、GDP13800億ドル、主力の原油価格の下落、クリミア半島併合で経済制裁を受けているとは言え落ちた物だ。

日本は人口12600万人、GDP43500億ドルだからあの広大な国土に日本と同じ人口が住んでいるが経済力は1/3だ。極東開発を日本の援助に頼らざるを得ない。

日本政府は平和条約締結→北方4島問題の前進を期待しプーチン大統領とのトップ会談に期待しているようだが考えが甘い。

おまけに択捉、国後島に移動式のミサイルを配置したという。「これでも分からないのか」というロシアの意識が聞こえてくる。

米国もロシアに近づく日本に警告しているが、安倍総理には聞こえないらしい。

ロシアは中国との友好関係を保つようだから中国の尖閣諸島侵犯も暗に認めているのだろう。


北はロシア、南は中国に悩まされる日本だが、北方4島は帰ってこないし、施政権も持てない。ロシアが北方4島を返すときは千島海溝での巨大地震、津波被害で復興を諦めるときだ。

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