2013年2月3日日曜日

2月2日、十勝地方中部地震、震度5強:十勝沖・根室沖地震と関連か

NHK地震情報
2013.2.3NHKニュース

2日岡山から午後11時20分頃帰宅したらNHKテレビが十勝地方中部でM6.4の地震が発生し、根室、釧路で震度5強を始め、各地で揺れが観測されたことを報じていた。津波の心配はないという。

6時過ぎに気象庁地震情報を見た。

2日、午後11時17分、十勝地方中部 北緯42.7度、東経143.3度、震源の深さは108kmM6.4,震度5強、続いて11時23分、M3.9,震度1、3日午前3時23分にもM3.9,震度2の揺れが発生している。

気象庁地震情報
地図で場所を確認すると、震度5強の浦幌、池田、幕別辺りか。震源の深さが110kmと深いので広い範囲で揺れを感じた。東京/千代田区でも震度2だ。

北海道が乗っている北米プレートに南から太平洋プレートが沈み込んでいるが、この太平洋プレート内部で発生したのだ。20年前の1993年の釧路沖地震M7.5と同じか。
1月4日にも6時34分根室沖を震源にM5.2の地震も発生している。

この辺、十勝沖・根室沖ではM7クラスの地震が起きる確率は10年以内で40%、30年以内では80%で、何時起きても不思議ではない震源域なのだ。

30年以内に大地震が起きる確率
2012.1.17 朝日新聞
地震調査研究推進本部の資料を基に作成された30年以内に大地震が送る確率(朝日新聞2012.1.17)でも活断層が存在し、震度6弱以上揺れる確率も6~26%と高い地域になっている。

南海トラフでの地震発生を予想する専門家が多いが、日本海溝北部、北海道沖太平洋側から千島海溝、北方領土沖にかけてのM8~M9の巨大地震を予測する専門家も多いのだ(AERA 2012.3.19)。

3.11の東日本大震災に伴う割れ残り、アウターライズ地震、南海トラフでの地震発生
に誘引されての発生の可能性もある。

気象庁はいつも記者会見で同じことを言う。「今後1週間は、1ランクしたの震度4クラスの地震に注意が必要だ」と。

今後の大地震
AERA 2012.3.19
予知は当てにならず、「何時起きても大丈夫なように用意を」と専門家は忠告する。発生確率の高い地域ではなく、低い地域で巨大地震が発生しているし、ほとんど言及されていなかった地域でも発生していることを考えると、日本全国何時起きるか分からないのだ。

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