民進党代表代行だった細野さんが代表選を間近に控えてグループ15人を置いて離党した。今のタイミングで何故という疑問が湧いてきた。本人は民進党内で憲法改正論議が停滞しているのを理由に挙げている。
しかし、前原さんも憲法改正論者だ。前原さんが代表選に出馬するのだから支援すればいいのにと思うが、何やら過去に支援の貸し借りがあるそうでうまく行かなかったようだ。
主導権が握れる「受け皿」を作ると言うが小池新党でも念頭にあるのだろうが、「寄ってくる者拒まず」と言うが、こんな辞め方の離党者も歓迎されるのか。
細野さんと言えば、権力者の間をうまく渡り歩いた。
民主党政権時、権力の2柔構造で官邸と小沢さんの間がギクシャクしていたとき、小沢さんに重宝され官邸との間に立って調整役を果たし、その後政権内で地位を固めていった。
最近になって、静岡県知事に出馬するという話を聞いて驚いた。結局、現職が出馬すると言うことで思いとどまったようだが、仲間から顰蹙を買ったらしい。
保守系の前原さんが代表選に出馬するのだから細野さんも支援すべきではないかと思ったが、グループ員はそのままで細野さんが先に離党する事になったが、ついていく者がいないと言う結果になってしまったようだ。
党内での自分の立ち位置がなくなったのだろう。離党者は厳しい立場に置かれるのだ。
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