2017年8月24日木曜日

似たもの同士の安倍、トランプ:日米共に問われるトップの資質問題か

日米トップの安倍総理、トランプ大統領だが似たもの同士で共に資質が問われている。対北で一触即発の危機にあたり世界の注目を浴びたが、北の金正恩委員長は「見守る」と言えばトランプ大統領は「何かポジテイブなことが」と期待を持たせる。

北のミサイル攻撃はアメリカを標的にしていると言うが、日本も標的同然だ。グアムを狙うと言うが間違えれば日本に落ちることもある。安倍総理もトランプ大統領頼みだ。

そんな中で、トランプ政権の右往左往が目立つ。重要補佐官、報道官などの辞任、解任が続き今、バノン大統領上級顧問まで更迭され、選挙公約の立役者の更迭は今後のトランプ政権にどんな影響を及ぼすのか。

更には、南部バージニア州の衝突事件は人種差別問題まで引き起こし反発の声が広がっている。共和党や経済界がトランプ大統領に背を向けるようになってきた感じだ。

選挙戦当時から囁かれていた「大統領としての資質」が最大の懸念材料に上がってきた。

一方国内の安倍総理はどうか。夏休みを取っていると言うが恒例(?)の加計さんなどとのゴルフはニュースになっていない。

その加計学園の今治市での新獣医学部建設計画は、だんだん森友学園疑惑の交付金、補助金がらみに関連する詐欺罪と同じ状況になってきた。メデイアの報道は厳しさを増してきた。学校を運営する法人は何処も同じ事をやっているのか。

こう言う状況だから臨時国会を早く開くべきだが、何故か9月末になるらしい。安倍政権は逃げているとしか考えられない。

急落した内閣支持率も河野さん、野田さんの入閣で少しは挽回したが不支持が支持を上回っている状況に変わりはない。またまた重要閣僚に違法行為の疑いがのし上がってきた。
支持率下落の要因は「安倍総理が信用できない」という総理自身の資質に関することだ。容易に払拭は出来ないだろう。

得意とする外交にも問題が出て来た。北方4島返還に意欲を見せ、取り敢えずロシアが要求する経済開発の協力を先行するらしかったが、その目論みが崩れそうなニュースが流れた。

国内外の情勢がうまく行かない状況下に安倍政権はある。G7で主導権を発揮したい安倍総理だろうが、世界の指導者が本気で相手にしてくれるか。


日米共にトップの資質が問われているのだ。

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