気象庁地震情報 2013.8.3 |
8月3日9時56分頃、遠州灘を震央とする地震が発生、東海、東南海地震の震源域で、拡大された南海トラフ巨大震源域ではないのか。房総をドライブ中だったが、ラジオは定刻のニュースのトップで報じていた。静岡、愛知県の広い範囲で震度4,3を観測したという。
帰って気象庁の地震情報を見た。震源域は北緯34.6度、東経137.5度、浜松、湖西の沖合の遠州灘で、震源の深さは約40km、M5.1だ。
東海か東南海地震の震源域に入るようだが、南海トラフ巨大地震で震源域が拡大された為にすっぽり入る。
従来の3連動ではプレート境界の深さは10~30kmの領域であったが、北側はやや深いところ(10~30km以上)でも低周波地震が発生しているためにこの領域も震源域に加えられたようだ。今回の地震の震源域の深さは約40kmだ。
南海トラフ巨大地震で拡大された震源域 YOMIURI ONLINE 2011.12.27 |
遠州灘を震源とする地震をbousai.tenki.jpで見ると、2008年、2010年に各1回、2011年に2回、2012年に1回それぞれ観測され、2011年8月にもM5.2だ。
そんなに揺れていない領域なのだ。
南海トラフ巨大地震は、最近200年後という説も出て来たし、東南海地震は2030年代に起きるという地震学者もいる。
間近か、先になるかは分からないが、必ず来るのだ。一旦南海トラフ巨大地震が発生すると、3.11東日本大震災どころの被害ではない。小さな兆候にも注意が必要だ。
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