7月1日の「たけしのTVタックル」で米朝会談による北の非核化について「トランプ大統領はただの発案者、日本は金づる」の見方に賛成だ。トランプ大統領は米朝会談を成功裏に終わったと言うが誰もそうは見ていない。
テレビの出演者の一人が米国内で、北との会談でトランプ大統領の視聴率、支持率が上がったかというと数ポイントしか上がっていない。米国民にとっては北は遠い国、いろんな事が多すぎて北など眼中にないというのだ。
いろんな事とは、トランプ大統領の不祥事のことだと指摘していた。
トランプ大統領の北の非核化など既に冷めている。経済支援、非核化にかかる費用は日本と韓国が持つべきで、アメリカは一銭も出さないという姿勢だそうだ。
報道内容によると日本の経済支援は110兆円以上になるらしい。安倍総理はテレビで非核化のためには資金援助を匂わす。核ミサイルの危険が避けられるのだから当然という話だ。街の視聴者は「大反対」だ。
米朝会談前に金委員長は非核化の第一歩としてトンネルの爆破を公開実施した。映像を見る限りトンネルの入り口ではないか。本気で廃棄するのであればIAEAの専門家の立ち会いでモット奥を爆破すべきではないのか。これではブルドーザーで掻き分ければいつでも使える状況だ。
そして金委員長は経済制裁解除で中国の習主席に近づいた。非核化の合意を成功裏にしたのだから段階的経済制裁解除を中国に求めたのだ。新聞報道によると習主席は国連安保理の関係国へ制裁解除の要請をしたようだ。
結局、米朝会談は何だったのか。
トランプ大統領は米朝会談で朝鮮半島の非核化で初めて北の金委員長と会談した事の事実だけ。その後は韓国、日本が支援の役割を果たすべきだというのだ。金委員長は中国に近づき経済制裁をウヤムヤにしようと企てている。
これじゃ ノーベル賞など期待出来ない。そのことは本人も分かっているのだろう。
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2018.6.21掲載
米朝会談は何だったのか:トランプ大統領は既に冷め、制裁はウヤムヤに
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