2018年7月8日日曜日

続く米朝会談:米国は「言いたい放題」で進展、北は「言われっぱなし」で反発


1回目のトランプ大統領と金委員長の米朝会談も時間が経つに従って「中身の薄いパフォーマンス」の会談だったことが分かって来た。更に続く米朝会談では米国は「言いたい放題」で「進展」と評価すれば、北は「言われっぱなし」で「一方的と批判する」事態に至っている。

77日のポンペオ国務長官と金労働党副委員長の会談のニュースを見ると今更そんな事を言ってけん制し合っているのかと驚く。それでもトランプ政権は中間選挙を控え有権者に成果を強調すれば、北は「非核化」への道を遅らせる。

北は中国を後ろ盾に「経済制裁のなし崩し」を狙う。世界にスーツのズボンを汚しながら工場視察、農場視察する姿は経済再建へのパフォーマンスを匂わせる。

「核保有国」は絶対に譲れない北だが、米国の落としどころは何処なのか。

今の時点での「非核化」への違い、溝をどう修復していくのかは北と中国次第だろう。

トランプ大統領は「ただの発案者」、経済支援は韓国、中国、日本の役目とは好き勝手なことを言ったものだ。トランプ大統領では朝鮮半島の平和、安全は守れない。

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