2018年7月29日日曜日

安倍総理のための憲法前文改正?:「そもそも国政の福利は安倍晋三が享受する」と


今の日本政治は「国政による福利は安倍晋三が享受する」という感じがしないか。安倍総理の6年間の政治を見ると民主政治とはほど遠い「私物化」が目立つ。

憲法前文に「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する」と規定されているが、その「国民」を「安倍晋三」に書き直すとぴったりする。

民主政治をおかしくする一強独裁(?)、政敵潰し、国会審議を軽視する自分勝手な諮問機関、日銀総裁、法制局長官人事まで介入、内閣人事局を悪用しての忖度行政などの強引な政策運営は、自分のやりたいことを強引にやってしまうまれに見る悪政だ。

国民はそれを「他の内閣よりマシ」と消極的は支持を与える。

国民のほとんどが安倍総理の説明を納得していない「モリカケ」問題は規制改革、戦略特区構想に託けた安倍総理夫妻による悪巧みで既得権益者に代わって自分の親友を新たな利権者にしている。

従来の経済政策ではうまく行かないとみるとリフレ派経済を導入するが一時の成果は別として見直しが要求される。非伝統的金融政策はうまく行かない。日銀にリフレ派が集まって日本経済はどうなるのか。

外交が得意と言うが実体はカネのバラマキだ。おカネを持って行けば誰だって歓迎してくれる。対米大統領ではオバマさんにすり寄ったかと思ったら、今度はトランプさん頼み、ただでは行かないのでお土産は高額な兵器の購入だ。役に立つかどうか分からないイージスジョアに4000億円かけるという。

安倍総理の存在こそ「国難」に値するが、自民党の連中は更に3年総裁任期を延長し9年間の安倍政権を狙っている。

安倍3選後、何に期待しているのか。6年間の総括は必要ないのか。これ以上の政治の私物化は御免だ。

安倍政権の支持が「他の内閣よりマシ」というのであれば安倍政権以外の内閣を選択したらどうか。



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