2026年1月6日火曜日

浜岡原発「地震動」で不正発覚:原発事業者の「安全意識」は落ちているのか

 最近新聞広告に福島第一原発であってはならない巨大な放射能事故を発生させた東京電力が、柏崎刈羽原発の再稼働に向け、「安全第一」を主張する一面いっぱいの意見広告を見た。福島原発事故といえば、旧経営陣が自己責任について「予見可能性がなかった」と無罪を主張している。

若手技術者が政府の長期予報の津波来襲をシミュレーションした結果、防潮堤の増強を提案したが経営陣は長期予報を信用せず対策を怠った。その結果甚大な事故を発生させたのだ。

原発各社は原発の再稼働に向け規制委員会の審査に応じている。

ところが、中部電力は浜岡原発の再稼働に向け「地震動評価」を委員会に節明するとき意図的に異なる方法で「過小評価」したことが発覚し再稼働が困難になったと新聞はいう。

「事業の根幹を揺るがしかねない事案だ」と社長はコメントする。

浜岡原発は東海地震尾震源域の真っただ中に存在し、3.11の時は当時の菅総理の要請に仕方なく原発を停止した。

不祥事の背景に何があったのか。

原発の再稼働を目指し、原子力規制委員会の審査に対して最大地震の揺れである「基準地震動」について不適切なデータを採用し過小評価していたのだ。

中部電力内でどういう技術者が集まって検討していたのか分からないが、そのうちの誰かが原子力規制委員会に告発したらしい。正義感に満ちた行為であるが、経営者、幹部社員はその動きにどうかかわっていたのか。

社長の言う「事業の根幹」に触れる問題を中部電力内ではどう扱っていたのか。

第三者委員会で調査するというが、部外者より内部社員は一番よくわかっているのではないか。自己改善できないような会社であってほしくない。

0 件のコメント: