2014年8月20日水曜日

STAP細胞も終わりか:バカンテイ教授、1年間の休職の真意は

騒がせたSTAP細胞も終わりになるのか。アイデイアを提案したバカンテイ教授も1年間の休職を申し出たようだ。旅先でニュースを知って帰ってmsnを見ると、バカンテイさんが友人にメールで知らせたのがブログに掲載されたようだ。STAP細胞との関係は不明と言うが誰だって疑う。

ずっと前にバカンテイさんが勤める病院も調査に乗り出したと言っていたが、そろそろ報告も出そうでバカンテイさんに取っては不利とでも見たのか。兎に角、キーマンが真相を説明せず休職して逃げるのは納得がいかない。

バカンテイさんは麻酔科の先生らしいが、何故再生医療に興味を持ち、STAP細胞というアイでイアを提案したのか。植物ではそういう現象があると言うが本当に正しい着想だったのか。

小保方さんがバカンテイさんの研究室で実証実験を始めたと言うが、どの程度の研究内容をひッさげて理研にやって来たのか。「生物学の常識を覆す理論」であるならどうしてバカンテイさんは自分で論文を書かなかったのか。

実証実験にはカネもかかるので、自分の研究室では出来ず、日本の研究機関に実験を託したとでも言うのか。

また、バカンテイさんは最後まで論文撤回を拒否していたが、自分で再現実験をしたのか。小保方さんの論文通りでは再現できないと言われると、酸性溶液の他に細い管を通すことも重要と発表したが、香港の研究者は、それでも再現できなかったとさじを投げた。何故、自ら実証実験をして小保方さんを助けなかったのか。

アイデイアの域を出なかったとしたら、何故、理研の研究者は興味を持ったのか。信じてしまったのか。竹市センター長は「私は信じたんです」と記者会見で言っていた。小保方さんのプレゼンテーション、ハーバード大のバカンテイ教授と言うことで信用してしまったのか。

新聞報道によると、STAP細胞論文疑惑が出たときに、米国の学会では「STAP細胞は存在せず」が大勢だったそうだ。シンポジウムを主催した研究者も再現に失敗したという。

米国では余り相手にされなかった新説だが、日本では理研の論文と言うことで異常な反応を示したのか。
笹井さんはなくなり、バカンテイさんは一時退き、大和さんは入院状態ではSTAP細胞を論じる研究者はいなくなる。小保方さんでは再現実験は無理だろう。

0.1%の可能性も期待したいところであるが、説明不足ではどうしようもない。マスコミに追っかけられる不安もあるだろうが、それは十分に説明していないためだ。

理研は早く処分を発表し再建に向け進んで欲しいが、下村文科相や山本科学担当相の意向もあって小保方さん自ら参加する実証実験を先行している。

850億円という税金で運営を賄うのだから仕方ないことだろうが、日本学術会議の助言と指導で国民の納得のいく再建へ進んで欲しい。


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