2024年2月27日火曜日

自民党、政倫審の「完全非公開」主張:ここまで来て何が「いや」なのか

 政治倫理審査会の開催が迫る今、自民党は「完全非公開」を主張、岸田総理は自民党の問題でありながらリーダーシップをとる姿勢はなく、与野党対立のまま開催になるのか。出席する自民党議員は名前も顔ぶれも、役職も報道され、いまさら何を嫌がっているのか。

「説明責任を果たす」というが、非公開で内容も公表されずやったことだけを重視するのか。しかも野党は1人当たり90分を要求するが自民は45分を主張する。「仕方なく開催、出席」ということなのか。

しかも今までの新聞報道ではキーマンともいえる森さんは出席しない。50億円ともいえる多額のカネ疑惑がある二階さんも出席しない。

恐らく出席者は問答を検討し、回答の統一を図っているはずだ。「訴訟も控えているので回答を差し控える」ということはないだろうが、「記憶にない。知らない」「会長の専権事項」「政策活動費に使った」「脱税の意思はなかった」などが考えられる。

余程うまく質問しなければこの程度の内容だろう。

では、出席者は何を嫌がっているのか。恐らく「何に使ったか」が大きいだろう。政策活動費も種類がありこんなことにも使っていたのかという問題も出てくる。さらには課税される恐れもある。

そもそも自民党は出席する条件に「完全非公開」を上げて説得したということなので譲れないのだろう。

今朝の新聞で、不記載金額に課税した場合に1億6000万円にもなるという。今、確定申告の時だ。影響しているのだろう。

やっぱり、参考人招致、証人喚問が必要ということにならないか。


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