2024年2月6日火曜日

今日の新聞を読んで(665):盛山文科相は解散命令請求時、旧統一教会を何とも見ていなかったのか

 盛山文科相はあれほど旧統一教会関係者から選挙応援を受けていたのに、解散命令請求時に旧統一教会のことを何とも思っていなかったのか。それとも「申し訳ない」の一念ぐらいあったのか。

自民党は今まで問題になり調査していたが、今なぜ、盛山文科相に選挙時世界平和連合から推薦状まで渡されていたことが分かったのか。

新聞報道では朝g比新聞の独自調査取材で多くの証言を得たという。盛山さんは党の調査では推薦状を受け取ったことは報告していなかったらしい。組閣時岸田総理は「適材適所で任命した」と常套句を述べるだけだ。

証言者によると選挙運動には10~20人が電話戦略にかかわったらしい。結果は選挙区では敗れ、比例区で復活当選したという。

無恥厚顔だ。

盛山さん自身は関係をよく知っていたはずだ。推薦状を渡されるということは講演会に言ったどころの話ではない。

文科省が解散命令を出すことを考えていた時、「どうしたらよいか」考えたのか、それとも「問題はなかろう」とつじつま合わせを考えたのか。「申し訳ない」という気持ちもあったのか。

関係を切って捨てるということは次の選挙では「危ない」ということだ。覚悟はできているのだろう?

しかし、このニュースが明らかになった以上、国会では野党が追及してくるだろう。岸田さんの「適材適所での任命」発言も怪しさを増すが、「命令請求をしなかった」ことと比較すると首の皮がつながったのか。



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