政治資金パーテイーキックバック問題での調査報告、盛山文科相の旧統一教会問題で揺れる岸田政権の支持率が16.9%になったとテレビの情報番組が伝える。こんな調子で総裁再選、国賓待遇としての招待訪米が可能なのか。いずれにしても「恥さらし」にならないか。
たった2問の設問と関係者らへのヒアリングの結果を自民党が依頼した森・浜田松本法律事務所と東京八丁堀法律事務所の弁護士7人がヒアリングなどの調査結果をまとめたらしい。
だから真実のほどはわからなくなっていると専門家は指摘する。
全容解明が行われたのか、行われていないのに再発防止の提言など信用できないという。当然のことだ。最後は「自らが知る限り、つまびらかにし、さらなる説明責任を果たせ」というの9だ。
要は関係議員がしっかり説明することが大事というのだ。しかし、今までも不祥事が起きるたびに説明責任の必要性が言われたが、時間がたつうちに忘れ去られる結果になった。今回もそれを狙っているのだ。
一方、旧統一教会との関係が問われている盛山文科相は旧統一教会の解散請求できる文科省の大臣だから手ぬるいことがあってはまずいと国民、野党は追及する。
ところが今まで写真が出ても「記憶にない」などととぼけていた盛山文科相だったが、国政説明会での写真、式次第に推薦状の授与など明記されており「記憶委にない」「記憶が曖昧」などの言い訳は通用しなくなった。完全にアウトだ。信者もこれだけのことをして「覚えていないはずがない」といぶかる。
ところが岸田総理には悪いことが重なった。
週刊新潮の今週号に「隠されていた「旧統一教会」との関係 証拠写真が暴く「岸田首相のうそ」というタイトルで岸田家と統一教会関係が暴露されているらしい。これは岸田さんにとっては強烈な一撃にならないか。
岸田さんは組閣する時も「旧統一教会や関連団体との関係が絶たれている」ことが前提になっている。「自民党が関係を絶つ」と言った時点で関係なかったことになるのだろう。
しかし、新しい接点が指摘されたら、その時点で説明責任を果たす」と盛山文科相を支持していたが、今回は岸田総理本人が説明責任を果たさなければならなくなる。
そこで、責任を回避するためには今国会で「自民党の政治とかね」問題が長引くことを期待しているのではないか。あやふやな回答を繰り返す岸田総理の本音ではないか。
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